本記事は、ネギが本当に風邪予防になっているのかを調べた内容を書いています。
私は30歳を過ぎたころから風邪の菌が体内に入ると「ん?風邪ひくかも…」と感じてすぐにネギを食べるようにしてきました。その習慣のおかげで風邪をひかなくなったのですが、そもそもネギ本当に風邪予防になっているのでしょうか?ネギにはどんな成分が含まれているのでしょうか?
結論を先に言いますと、
ネギには強い殺菌作用を含む「硫化アリル」が多く含まれているので風邪予防として役に立っている
ことが分かりました。その調べた結果を書いていきます。
目次
ネギは風邪予防になる
「風邪をひいたかな」と思ったら、ネギを(硫化アリルが多く含まれているとは知らずに)大量に食べていてこれが実際に風邪予防になっていたのですが、薬がまだなかった時代は民間療法として風邪をひいたらネギを用いられていたようです。(ネギは大きく3つに「白ネギ(根深ネギ)青ネギ(葉ネギ)玉ねぎ」分かれています)
治療法としては、ネギ(白ネギ)を軽く焼いてネギを喉に当てたり、地域によっては座薬のように肛門に刺したり…している地域もあるようです。
「喉とか肛門って…。本当に効果があるの?」と疑問に思うかもしれませんが、硫化アリルの強い殺菌作用は皮膚の上からでも効果があるのと、揮発性が高い特徴を考えるととても合理的なことが分かります。
「硫化アリル」の成分とは?
その硫化アリルの成分は、強い殺菌作用の他にも、
- 消化を促す(食欲増進)
- 血流を改善する
- 乳酸を分解するので疲労回復
- ビタミンの吸収を助ける
など多くの働きがあります。
その他に上記でも軽く触れましたが硫化アリルの特徴として、
- 揮発性が高い(乾燥すると効果が薄くなる)
- 水溶性(水に浸すと辛味は抑えられるけど効果も薄くなる)
- ネギの中の硫化アリルは刻むほどたくさん作られる
があるので風邪予防で食べる場合は、できれば「生」で「食べる直前」に「細かく刻んで」食べると
より多くの硫化アリルを摂取できます。
でも、ネギ独特の辛みと匂いの原因も「硫化アリル」
ネギは体に良いのは分かりましたが、あの独特の辛味と匂いが苦手という方もいると思います。
その辛味と匂いを引き起こしている原因も「硫化アリル」なんです。
匂いは硫化アリルが気化する事で発生します。ネギを切っていると涙が出る原因も、気化した硫化アリルが目に入って粘膜を刺激するからです。細かく刻むほど硫化アリルはたくさん出てきます。
風邪をひいたかな?と思ったら「ハイスペックネギ丼」
ここでは、上記で大量に食べていたと書いたネギの食べ方
「ハイスペックネギ丼」の作り方を紹介します。
作り方
- 長ネギ(白ネギ)2本(お好みで) みじん切り
- 卵 1個
- 納豆 1パック
- サバの水煮 1缶
- お好みで 醤油、ラー油、すりおろしにんにく、生姜
以上をどんぶりの中に入れてかき混ぜて食べます。それだけです。硫化アリルがガツンときます。
ご飯or豆腐にかけて食べても良いと思います。
風邪の菌が体内に入ってきたような気がしたら、ハイスペックネギ丼を食べて菌を毎回のように駆逐しています。
まとめ
以上の記事をまとめると、
- ネギには殺菌作用を含む「硫化アリル」が入っている
- 硫化アリルは体内に入るとアリシンに変わる
- 硫化アリルは体にめっちゃ良い
- 風邪をひきそうになったらハイスペックネギ丼を食べる
です。ネギを食べて元気な毎日を過ごしましょう。
読んでいただいてありがとうございました。