本記事は、
- キャンプでダッチオーブンを使ってみたい
- でも失敗するのが怖い
- 失敗しないダッチオーブン料理が知りたい
- 買う前にダッチオーブンで知っていてほしい事があるか知りたい
方に向けた記事を書いています。
目次
初めてのダッチオーブンでやってしまいがちの失敗3選
ダッチオーブンで作る料理は感動的です。
重たい蓋を持ち上げたときの立ち上がる湯気と歓声。
その中に見えてくる温かい料理。
みんなに取り分けるときの達成感は何とも言えません。
しかし、気持ちが早まってしまうと以下のような失敗をしてしまうので気をつけましょう。
一品料理で勝負してしまう
一球入魂ならぬ一品入魂で勝負して失敗すると、とても悲しい結果になります。
失敗した凹みと飢えとでダブルパンチになってしまいます。
料理の出来栄えはキャンプの盛り上がりにも関わってくるので
一品料理には注意しましょう。
火加減が難しい料理には手を出してしまう
火加減が難しい料理とは
「厚みのある材料を使う料理」の事です。
例えば
- 鶏一羽
- 豚肉のブロック
- 牛のスジ肉
です。炭や薪で調理するときは慣れている人でも失敗する時があります。
なので初めのうちは厚みのある材料を使用するのは控えましょう。
時間のかかる料理を作ってしまう
時間のかかる料理はいろんな意味でリスクがかかります。
とくに時間がかかるほど出来上がりの期待値が上がるので失敗するとかなり凹みます。場の空気も下がります。
「散々待ったのにこれかよ…」と思われるととても悲しいので初めのうちはすぐに出来る料理を作りましょう。
まずはスープ料理から作ってみよう
ダッチオーブンのやってしまいがちな失敗3選にならないためにも
まずはスープ料理から作ってみましょう。
味の調整が出来る
スープ料理は細かく「味の調整ができる」ので失敗のリスクを減らして完成できます。
味の調整は足していけば良いので、最初は薄めに味付けしましょう。
時間をかけずに作れる
味の素や液体スープは溶かすだけなのですぐに完成します。
肉や芯のある野菜は小さめに切って調理するとより早く完成します。
失敗しても他に応用できる
スープ料理のもっとも便利なのは応用できることです。
- ポトフを失敗したら→カレーやシチューにする
- 煮込み料理が失敗したら→とりあえず雑炊っぽくしたり、うどんを入れたりする
などでピンチを脱出できます。
ダッチオーブンで知っていてほしい事
鋳鉄のダッチオーブンは手入れが大変
ダッチオーブンと言えば今までは黒い鉄「鋳鉄(ちゅうてつ)」で作られているのがほどんどでした。
ダッチオーブンは別名「ブラックポッド」と呼ばれ、使い込むほどにダッチオーブンが材料に馴染んで使いやすくなります。
しかしその一方でシーズニングやオイルケア、錆防止の防湿処置などのメンテナンス作業に手間がかかる事が難点でした。
私は鋳物のダッチオーブンも持っていますが、年に数回しか使用しないのに手間がかかって苦労しました。
使用頻度にもよりますが、何かと忙しい現代には
「メンテナンスが簡単なダッチオーブン」
もこれからキャンプを始める方には向いているのかなと感じます。
おすすめのダッチオーブン
SOTO製 ダッチオーブン 8インチ
おすすめの理由
- ステンレス製なので手入れが簡単(鋳鉄でするようなメンテナンスが不要)
- ステンレス加工技術が世界レベルの「新潟県 燕三条産」
- IH調理も可能なので家のキッチンがIH調理機器でも練習できる
- ステンレスってかっこいいしオシャレ
SOTO製のダッチオーブンは3種類ありますが、
8インチ 3.5㎏
10インチ 5.2㎏
12インチ 7.0㎏
と12インチは8インチの2倍の重さです。
なので大人数での使用がなさそうなら8インチをおすすめします。
簡単な大きさの目安
鶏の大きさにもよりますが、スタッフドチキンのような鶏を丸ごと入れる料理は10、12インチサイズをおすすめします
予算に余裕があれば収納ケースがあるとかなり便利です。
私は収納ケースはちょっと高い気がしたので買わずに100均に売っているサッカーボールを入れるような綿製のネットに入れていましたが、ダッチオーブンが高価なだけにあまりにも見た目が寂しいので結局買ってしまいました…
リッドリフターも付いたまとめてセットもあります。
(リッドリフターとは、蓋(ふた)を持ち上げる取っ手の事です)
ココに注意
※リッドリフターでダッチオーブンを持ち上げないでください。滑ってダッチオーブンが落下するかもしれません。
(私はダッチオーブンを持ち上げるときは、100均のS字フックを使ったり落ちている木を使っています)
簡単にダッチオーブン始める前に知っておいてほしい事(まとめ)
以上の記事をまとめると、
- ダッチオーブンのやってしまいがちな失敗は避けよう
- 失敗しないためには「スープ料理」を作ってみよう
- ダッチオーブンを買うなら「SOTO製のダッチオーブン」がおすすめ
- ステンレスはメンテナンスが簡単でオシャレだから
です。
初めてのダッチオーブン料理を成功させて楽しいキャンプ時間を過ごしましょう。
読んでいただいてありがとうございました。