本記事は、キャンプテントで使う
「シート」と「マット」
の違いについて書いています。
キャンプの道具を揃えようとしていると、グランドシートとかグランドマットとかインナーマットとか…
何かとシートとマットがある事に気づいたでしょうか?
そもそもシートとマットは何が違うのでしょうか?両方なければキャンプできないのでしょうか?
それらの疑問を解決していきたいと思います。
目次
シートとマットは同じなの?
シートとマットは同じように感じますがキャンプでは違いはあるのでしょうか?
正確には「テントに敷く道具」としては同じなのですが、使う場所によって用途が違ってきます。
そして各メーカーで呼び方が違ったりするので、これもキャンプを始める人にとっては少し紛らわしくなっています。
なので例えを入れてザックリ解説していきます。
キャンプのテントに使う「シート」って何?
まず、「テントシート」とか「グランドシート」とか呼ばれているのは、
テントと地面の間に敷いてテントを汚れから守る
「汚れ防止シート」の事です。
(こちら👇はロゴスのグランドシート200cmです)
ただの薄いシートに感じますが、これがあるとテントが汚れずに済み、下からの湿気も防いでくれます。
参考
キャンプのテントに使う「マット」って何?
次に「テントマット」とか「キャンプマット」とか呼ばれているのは、
テント内部に敷く
「絨毯のような役割」のものです。
(これは👇コールマンのテントマットです。見た目が薄いのでシートと間違えやすいです)
セットで売っている👇と間違えないので助かります。
ココがポイント
テント内部は薄いシートが敷いてあるだけです。マットを敷くことで地面の凸凹の違和感をなくしてくれるので寝袋などの地面に寝る場合はマットは必需品になります。
同じマットでもややこしいのが「インナーマット」
ここがさらにややこしいのですが、マットは
「絨毯のような大きなマット」と、
「畳1枚分サイズのマット」と2種類あります。
畳1枚分サイズのインナーマットは
「敷き布団」
のようなものです。
テントの中は、実際にグランドマットを敷いただけでは地面が固くて痛いので、さらにインナーマットを敷くのが一般的です。
(これが👇インナーマット)
なので、結局
- 汚れ防止に「グランドシート」
- ゴツゴツ防止に「グランドマット」
- さらに寝るとき地面が固いの防止に「インナーマット」
が必要になってきます。
寝るときに地面ではなく「コット」を使用して寝る場合、グランドマットは無くても大丈夫です。
さらに詳しく
コットについては別記事「キャンプで地面に寝たくない人はどうするの?」を参照してみてください。
シートもマットもサイズがあるので購入前に必ず確認しましょう
シートもマットもテントに合ったサイズを使用しないと
- 汚れ防止にならなかったり
- 大き過ぎて入りきらなかったり
してしまいます。必ずサイズを確認して購入しましょう。
(まとめ)シートとマットは別物?
以上の記事をまとめると、
- シートとマットは同じ意味だけど使う場所が違う
- シートは「テントの汚れ防止」のため
- マットは「絨毯」のようなもの
- インナーシートは「敷き布団」のようなもの
です。シートとマット、少しややこしいですが一度キャンプ場で使用するとすぐに覚えるので安心して下さい。
キャンプ道具を間違えずに覚えて楽しいキャンプ時間を過ごしてください。
読んでいただいてありがとうございました。