本記事は、キャンプ料理で
- 食材を用意するのがしんどい
- 料理を作るのがしんどい
- 片付けがしんどい
- 鍋は重いし、コゲは取れないし
- 放っておくと臭いだったり虫だったり
などの悩みを解決する記事を書いています。
結論を先に伝えますと、キャンプで料理が辛いと感じたら
「料理や食材を真空パックする」
です。真空パックを使えば料理や後片付けがとても簡単になります。
もちろんキャンプだけでなく自宅で大量に仕入れた食材などの保存にも適しています。
そんな便利で簡単な真空パックを詳しく説明していきます。
目次
そもそも真空パックって何?
真空パック(フードシーラーとも呼ばれる)とは、真空パックの器具を使い食材を真空状態にし、空気に触れなくすることで酸化を防ぎ材料の鮮度を保つ保存法です。以前は大きな工場でしか使用されていませんでしたが、家庭で簡単に使用できる器具が普及して誰でも簡単に真空パックを利用できるようになりました。
真空パックは鮮度を保つ以外にも、
- 空気を抜くことで保存が省スペース化できる
- 食材の下味を早く浸透させられる
などのメリットもあります。
そしてキャンプだけでなく自宅で仕入れた食材の保存にも適しています。
大型スーパーなどで安売りを買い溜めした食材を真空パックで保存しておけば長期保存が可能になります。
ココがポイント
通常、食品ラップやジップロックで冷凍保存すると冷凍焼けになって使えなくなる場合がありますが、真空パックなら空気を抜き密封状態にするので冷凍焼けの心配がなく長期保存が可能になります。
キャンプに真空パックがおすすめの理由
キャンプでは、家にある大きな冷蔵庫の代わりに容量の限られたクーラーボックスを持って行きます。なので
- 食べ物はできるだけ無駄なく持って行きたい
- 無駄にかさばらず、小さくまとめたい
- なるべくサイズを均等にしたい
などキャンプならではの事情がありますが、
「真空パック」なら
- 食べる分だけ小分けにパックできる
- 専用のパックを使うのでサイズが均等になる
- 真空状態は空気を全て抜くのでかさばりがなくなる
とキャンプに最適な対応ができます。
そして、真空パックは湯せんにも対応しているので温かい料理も楽しめます。
そして湯せんするだけなのでフライパンや鍋などの掃除が不要になり片付けが大幅に減ります。
キャンプを効率よく過ごしたい方にはとてもおすすめです。
料理の手間を省きたい方
真空パックしてキャンプ場へ
キャンプ場で料理の手間を省きたい方は
「家で作った料理を真空パック」してキャンプ場へ持って行ってみましょう。あらかじめキャンプ料理を家で真空パックをしてしまえば、何日も前から材料の準備に頭を悩ませることから解放されます。
例えば、
- 得意な料理
- 好きな総菜屋さんおかず
- キャンプ場では作るのが大変で諦めていた料理
など食べたかった料理も真空パックすればキャンプ場で簡単に食べれます。
料理をする人は案外食べる時間が少なかったり、ゆっくり食べれなかったりします。なのでキャンプに行く前に自宅で準備しておく事で肩の荷が降りて気持ちに余裕ができます。もちろん食べる時間も増えるのでその分ゆっくり食べれます。
その他には、
「飯盒(はんごう)の焦げつきに悩んでいる方」
炊いたご飯も真空パックできます。チャーハンやリゾットなども米を炊かずにすぐ作れるので持って行ってみましょう。
「野菜を切ったり肉を切ったりが面倒くさい方」
使い慣れた自宅のキッチンで材料を切ってから真空パックして持って行ってみましょう。キャンプ場で包丁とまな板を使う手間が省けます。
「調味料とか鍋を用意するのが面倒くさい方」
例えば、「ぶりの照り焼き」や「肉じゃが」などの煮込み料理は調理済を真空パックして持って行ってみましょう。
煮込み料理は、調味料や調理道具や火加減など、食べたくてもかなり手間がかかります。なので自宅で真空パックすれば道具の段取りや後片付けが大幅に減ります。そして湯せんするだけで出来立ての味が楽しめます。
料理をしたい人にも
真空パックは「料理をしたい人」にもおすすめ
真空パックは食材の鮮度の鮮度を保ち、処理の手間を省く事も出来るので料理をしたい方にもおすすめです。
例えば、
「生肉の血が漏れるのを防げる」
真空パックの袋は食品ラップやスーパーの袋よりも丈夫に出来ているので、クーラーボックスの中に保存しているときにパックが破れて他の食材の衛生面が悪くなるのを防いでくれます。
「魚の臭いをを防いでくれる」
真空パックは密封状態なので魚の臭いが漏れたり他の食材に付いたりするのを防いでくれます。
おさらい
こちらが業務用にも対応するハイスペックな真空パック器です。通常の食材の他にも粉もの、水もの、油ものにも対応しています。
酸化しやすい食材は真空パックしよう
酸化しやすい食材とは、レタスやアボカドなどの
「時間が経つと切り口が茶色くなる食材」
の事です。
参考
茶色くなる原因は、食材の中に含まれている成分(ポリフェノール)が自分の身を守ろうと切り口を酸化させているために起こります。人間で言うと傷口の血が固まって菌の侵入を防ぐのと同じです。なので食べても人体に影響はありませんが、あまり黒ずんでいたりベチャベチャになっていると腐っているかもしれないので注意してください
茶色くなった食材は「人体に影響はない」と分かっていても、見た目が悪い料理はどうしても箸が止まってしまいます。せっかくキャンプ場で頑張った料理なので見た目にもこだわって美味しく食べてもらいたいですね。
真空パック器おすすめ機種
こちらではおすすめの真空パック器とパック用の袋を紹介します。
「TAO COCO 真空パック器」
「TAO COCO 真空パック器」はコンパクト設計になっているのでキッチンが狭かったり置き場所に困りそうな方におすすめします。
こちらは本体と一緒にパック用の袋が大5枚と小5枚のみ付属されていますので、足りないと思う方は専用の袋を同時に購入することをおすすめします。
なお、この真空パック器のシールできる幅のサイズは29cmまでです。
こちら👇は幅が26cmなので使用できます
こちら👇も幅が20cmなので使用できます
こちらの真空パック器はパック用のロールが一緒に付いてきます
見た目がステンレス調なのでキッチンにあると清潔感を感じます。
パックする袋がロールになって本体に内蔵できるのと、袋を好きなサイズにカットできるスライド式のカッターが内蔵されているのでとても便利です。
内蔵されているロール以外でもパッキングは可能です。パックの幅は30cmまでです。
(まとめ)
以上の記事をまとめると、
- キャンプで料理が辛くなったら「真空パック」を使おう
- 真空パックは「後片付けがメチャクチャ簡単」
- 真空パックは「食材の鮮度を保てる」
- 真空パックは「自宅で作って持っていける」
- キャンプ場での調理にも適している
です。
真空パック器を使って楽しいキャンプ時間を過ごしてください。
読んでいただいてありがとうございました。