キャンプ

キャンプに犬を連れていく前に…知っておくべきマナーと躾(しつけ)

2020年3月3日

犬とキャンプ

本記事は、犬と一緒にキャンプをしたいと思っている人に

  • キャンプ場には犬を連れて行っていいの?
  • 場内で犬と過ごすためのマナーやしつけは?
  • たまにある「ドッグサイト」とは?
  • 持って行った方が良い道具はある?

などの疑問を解決する記事を書いています。

 

目次

キャンプ場には犬を連れて行っていいの?

犬とキャンプは「基本OKなところが多い」です。

ですが、すべてのキャンプ場がOKではないので行きたいキャンプ場が見つかったら、まず事前に問い合わせてみましょう。

そしてワンちゃんOKなキャンプ場では以下のような「規則」があります。

その内容は、

  • 予防注射の済んでいないペットは不可
  • 病気、病弱なペットは不可
  • 場内ではリードをつけて下さい
  • ペットが苦手な方もいるかもしれないので他の利用者に配慮してください
  • トイレや炊事場などの公共設備は侵入不可

など「ドッグランなどを経験しているワンちゃんなら大丈夫な程度の規則」です。

各キャンプ場でそれぞれ内容が異なりますが、「ワンちゃんと人が楽しく過ごすためのルール」なので、覚えておきましょう。

ラブラドルレトリバー

 

場内で犬と過ごすためのマナーやしつけは?

キャンプ場でのマナーは?

  • キャンプ場のマナーは、普段の日常では常識になっていますが排泄物の処理は必ず行いましょう。場所によっては子供が寝転んで遊んだりするのでおしっこなどはシートで吸収したり、多めに水をかけたりして近隣の迷惑にならないようにしましょう。

キャンプ場での躾(しつけ)は?

  • キャンプ場はワンちゃんを「禁止」とは言っていないので多少吠えるのは問題ないと思いますが、周囲に過剰に反応したり通り過ぎる人にすぐ吠えたりするのは飼い主もワンちゃんも周りの人も疲れてしまいます。なので、ある程度人に慣れている事と、外出に慣れている躾(しつけ)がされていると人もワンちゃんも楽しい時間が過ごせると思います。

ワンちゃんに快適に過ごしてもらうために

  • キャンプ場に着いてテントの設営などの準備がが終わったらワンちゃんの落ち着ける場所を用意してあげましょう。ワンちゃんにとっては慣れないところに来たので不安です。周囲を嗅ぎまわったりしていろんな確認をします。その後に使い慣れている毛布やラウンドベッドやクッションを用意して落ち着ける場所を作ってあげると喜びます。あと、夜間は市街地では想像もできないくらい静まり返っているので、足音も良く聞こえたりします。音に敏感なワンちゃんは察知して夜中に吠える時があるのでなるべく人の歩く通路から離れたところにワンちゃんの寝床を用意するなどの配慮をしてあげましょう。

かわいそうなワンちゃん

以前に、キャンプは初めてだったのか到着してから夜までずっと吠えているワンちゃんがいました。隣のサイトだったのでどうしても視界に入ってしまうのですが、ワンちゃんを見ると何度吠えてもかまってもらえず短いリードで繋がれて放置されていました。ストレスが溜まっていたのでしょうか?長旅で疲れていたのでしょうか?せっかくのキャンプなので人もワンちゃんも充実した時間を送りたいですね。

 

キャンプ場での工夫を

ベテランのキャンパーの方で専用ネット(ドッグランセット)を用意してワンちゃんが楽しめるように工夫しているのを見たことがあります。サイトは、通常のオートサイト(区画されているサイト)だったのですが、ネットを上手に張ってワンちゃんに配慮していたのですごいなぁと思いました。

こんな感じのでした👇

 

この杭は太さが33mmあってテントで使用するペグよりも太いです。なのでサイト内で使用して大丈夫か管理人さんに確認を取りましょう

 

 

ワンちゃんと充実したキャンプ時間を過ごすために事前に知識と準備をしっかりしておきましょう。

走る犬

 

 

たまに見かけるドッグサイトとは?

ドッグサイト(ドッグフリーサイト)とは、オートサイト(区画サイト)が柵で囲まれているワンちゃん専用のサイトです。

柵で囲まれているので、ワンちゃんはサイト内でリードを外して過ごせるのでとても開放感があります。

近年はペット需要に合わせてドッグサイトが増えてきていますが、キャンパーにとても人気があるので予約が取りづらい状況が続いています。

柴犬とキャンプ

 

キャンプ場に持って行くと良い道具はある?

薬用ノミ・マダニとり&蚊よけ首輪

ワンちゃんの健康のためにもこれだけは忘れないでください

ノミやダニは人の環境から離れたところに行くほど多く生息しています。ワンちゃんの毛根に卵を植え付けてワンちゃんの血を養分に繁殖を繰り返します。気づかずにいると体中を歩き回り指の間や脇や耳の中にまで増殖します。とてもかわいそうなので十分注意してください。

こちらは「小型犬用」👇

 

こちらは「中型・大型犬用」👇


キャンプ場では、なるべく人の歩いている場所を散歩したり、むやみに草むらに離さないようにしましょう。

 

忘れがちな「係留」とリードセット

 

ワンちゃんは近くの木にロープを張れば大丈夫と思い込んでキャンプ場に行ったら広大な草原だった…」経験から係留(リードをつないでおく杭)を必ず持参するようにしました。この係留はスパイラル式で地面にねじ込むタイプなのでペグのような真っ直ぐな杭よりも抜けにくくなっています。 

 

ワンちゃん専用のベッド


 

我が家のワンちゃんのお気に入りの1台です。サイズが77×52cmとベビーベッドくらいあるので小型犬なら3匹くらい乗ります。

 

 

危険物から肉球を守るシューズ


普段の外出にも携帯していますが、キャンプ場では尖った枝や思わぬ危険物があるかもしれないのでシューズを履いて肉球を守りましょう。

 

犬が枝を拾う

 

 

(まとめ)キャンプに犬を連れていく前に…知っておくべきマナーと躾(しつけ)

以上の記事をまとめると、

  • キャンプは犬OKなところが多い
  • 排泄物の処理は必ず行おう
  • 人慣れや外出慣れしていればそれほど躾(しつけ)はいらない
  • ドッグサイトとは柵で囲まれたワンちゃん専用のサイト
  • キャンプで持って行くと良いおすすめの道具は4つ

です。

ワンちゃんと過ごすための知識と準備を整えて楽しいキャンプ時間を過ごしてください。

 

 

読んでいただいてありがとうございました。

  • この記事を書いた人

ケラ

とくに何もない人。何かが人より秀でているとか自慢できるスキルがあるとか羨ましがるキャリアがあるとかが何もない人。時折キャンプに行ってます。料理を作るのが好きです。

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