本記事は、
- ランタンの魅力について
- ランタンの種類ってあるの?
- 事故を防ぐために必ず覚えてほしい燃料の違いとは?
- 各種類のおすすめランタン
- まとめ
などランタンに関する記事を書いています。
目次
キャンプシーンを彩るランタンの魅力
夜のキャンプシーンでは、
「真っ暗闇の中に優しい光を灯すランタン」はとても癒されるので誰でも1つは持って行きたい道具だと思います。
そんなキャンプには欠かせないランタンは大きく分けて3つの種類があります。
- ガスランタン(燃料にガスを使う)
- オイルランタン(燃料に灯油、ホワイトガソリンを使う)
- LEDランタン(電池or充電式)
とくにガスランタンとオイルランタンの柔らかい灯りはキャンパーを虜にしています。有名なランタンのブランド「コールマン」や「ペトロマックス」はフォルムも美しく使っていくほど愛着が沸いてきます。なので充実したキャンプ時間を演出する大事なパートナーにもなります。
ランタンの種類について
それでは、ランタンの種類について各ランタンの特徴を一覧にまとめました。
価格 | 燃焼費用(燃費) | 明るさ | メンテナンス | |
ガスランタン | ★★★★☆ | ★★☆☆☆
(マントル使用) |
★★★★★ | ★★★☆☆ |
オイルランタン | ★★★★☆ | ★★★☆☆
(マントル使用) |
★★★★☆ | ★★★★★ |
LEDランタン | ★☆☆☆☆ | ★★★★★★ | ★★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |

- ランタンを灯すときに、燃料と同じく必ず使用する道具です。1回の点火で使い切る消耗品です。これがないとランタンを使用できないので常に多めに持っておきましょう。
- マントルは各ブランドや型番でサイズが異なるので間違えないようにしましょう。
上記の表をわかりやすく解説をすると、
ガスランタン
見た目がカッコよくてキャンプの雰囲気全開。値段はそこそこ高くて燃料代がかかるけど、とても明るくてメンテナンスの手間もそんなにかからない
オイルランタン
こちらも見た目がカッコよくてキャンプの雰囲気全開。明るさも良く燃費はそこそこ良いけど、本体の値段が高価なものが多くメンテナンスの手間がかかる
LEDランタン
値段もお手頃のものが多くメンテナンスの手間が全くないけど、人工的な光なので灯りのクオリティは燃料系のランタンに劣る
なので、
灯りにこだわりたい方は
燃料系のランタン(ガス、オイル)
安価で扱いやすい灯りなら
LEDランタン
を選ぶと良いと思います。

必ず覚えてほしい燃料の違い
燃料を使うランタンを購入をする時に必ず覚えてほしいのは、
「燃料の種類」です。燃料の扱いを間違えると…
- ガスランタン ーガス栓を開放して放置しておくとガス爆発を起こす
- オイルランタンーオイル漏れやオイルの入れ間違えをすると引火爆発を起こす
などの危険があります。このような事故を起こさないためにしっかりと知識の準備をしましょう。
注意 間違えやすいオイルの種類
灯油と白灯油とホワイトガソリンの違いを知っていますか?
それぞれの違いを簡潔に言うと、灯油と白灯油は同じものですが、ホワイトガソリンはその2つとは違うものです。
その違いとは「火のつく温度」つまり引火点です。灯油&白灯油は「40~60℃」に対して、ホワイトガソリンは「ー43以下」とホワイトガソリンの方が簡単に火がつきます。灯油系のランタンの中にホワイトガソリンを入れて点火したら爆発する危険があります。なので「オイル系のランタンはどれも同じ燃料かな…」と判断したら大きな事故に繋がってしまうので十分に注意しましょう。
ランタンにはサイズもある
ランタンの燃料には(ガス、オイル、LED)
の3種類あると説明しましたが、
その他にランタンには、
マントルを使ってキャンプサイト(テント周辺)を照らす用の大きなランタン
と、
テーブルの上に置く小さなランタン(マントル不要)
の2種類あります。大きなランタンはマントルを使うのでとても明るくて照明としての役割が大きい(ワット数が大きい)のですが、小さなランタンは照明として使うのは灯りが小さいので雰囲気作りなどの役割が大きいです。
以下ではその二つのおすすめランタンを紹介します。
各種類のおすすめランタン
ガスランタン
大きなサイズ
ユニフレーム 「フォールディングランタン」
ユニフレームの「フォールディングランタン」はランタンの弱点である割れやすいガラス部分が本体にスライドして収納できるので安全性と携帯性に優れています。
扱い方もとてもシンプルで、マントルの取り付けや点火もオイルランタンと比べて簡単です。なのでマントルを使うランタンに挑戦してみようと思っている方におすすめです。
小さなサイズ
コールマン 「ルミエールランタン」
このルミエールランタンの特徴は、「優しく揺れる炎」です。この優しく揺れる炎がテーブルにあるととても雰囲気が良くなります。テーブルの両サイドにあるとよりお洒落感が増します。
ココがポイント
小さなランタンはマントルが不要なので扱いも簡単です。
オイルランタン
大きなサイズ
ペトロマックス 「HK500 brass ブラス」※燃料は灯油を使用
ペトロマックスはコールマンと並んで世界中で愛されているランタンの有名ブランドです。その姿はキャンプ場で使用すれば圧倒的なカッコよさを演出してくれます。デリケートな部品も多く手間ががかかる一面もありますが、それがキャンパーにとっては愛着に変わったりもします。細部まで部品を交換しやすく構成されているので故障や破損をしても簡単に交換、修理ができます。1台買うと一生ものになります。
小さなサイズ
キャプテンスタッグ 「オイルランタン」※燃料は白灯油を使用
こちらのオイルランタンは灯りがとても小さいです(理科の実験で使うアルコールランプ程度)
なので照明としては不足ですが、テーブルの上に置いてキャンプの雰囲気作りをするのに最適のランタンです。
LEDランタン
大きなサイズ
ジェントスのLEDランタン
LEDの中では最強クラスの明るさをもつランタンです。同じサイズのガスランタンが約1500lm(ルーメン)に対しこのLEDランタンは最大1300lmの明るさがあります。
LEDランタンは価格も安価で扱いやすいのですが、明るさは他の燃料系のランタンと比べて劣っているのが難点でした。なのでこのLEDランタンは燃料系のランタンが苦手な方には貴重な1台になります。
明るさを表記する「ワット」とか「ルーメン」って何?
ランタンを探していると、明るさの表示に「30W相当」とか「500lm(ルーメン)」って表記がされている場合がありますが、実際どっちがどれくらいの明るさなのか表記だけでは分かりづらいです。
そもそも何で表記が「ワットとかルーメン」とかに増えてしまったかと言うと、昔は白熱球だけだったので明るさの表現は「30W相当」とかでイメージは伝わっていました。しかしLEDが発明されてから明るさの表現が白熱球とLEDで捉え方が違ってきてしまったのでこの辺りからややこしくなってきました。
なので日本照明工業会や照明機器メーカーが基準を作りました。
細かい数字は覚えるのが大変なので...
ザックリ言うと
「30W相当は325ルーメンくらい
部屋のが明るくなるのは1畳につき400ルーメンくらい」
です。でもキャンプは壁のない環境なのでこの換算はあまりピンと来ないですね。なのでテントの中をイメージしてもらうと良いかもしれません。
「テントの中が3人寝れるくらいの大きさだったら3畳くらいなので1200ルーメンあれば家で電気をつけて生活している環境と同じくらい」
と覚えてもらうと分かりやすいかもせれません。
小さなサイズ
BRISIEのLEDランタン
何かと役に立つ、1台は持っておきたい代表的なキャンプ道具です。このサイズは本当に便利です。
- テントの中での使用
- 夜間のトイレなどの外歩き用
- 車で充電できる
- 少量だけどスマホの充電もできるバッテリーを内蔵
- 防水、防塵
- 明るさ調節可能
- カラビナ(ひっかける用)内蔵
- マグネット内蔵
と素晴らしい性能です。ポッケの中に入るサイズなので携帯性にも優れています。買って損はない1台です。
(まとめ) キャンプで使う灯り「ランタン」の魅力とあまり知られていない注意点
以上の記事をまとめると、
- ランタンはキャンプシーンを彩る大事な道具
- ランタンの種類は燃料系(ガス、オイル)とLEDの3種類ある
- ランタンの燃料には種類(灯油、白灯油、ホワイトガソリン)があるので間違えないようにしよう
- ランタンには全体を照らすランタンとテーブルに置く小さなランタンがある
- 各種ランタンのおすすめは6つ
です。ランタンを使って充実したキャンプ時間を過ごしてください。
読んでいただいてありがとうございました。