本記事は、キャンプで雰囲気作りの起こりがちなトラブルについて書いています。
初めてキャンプをする人は楽しみや不安がたくさんあります。その中でも気をつけてもらいたいのがキャンプ場での雰囲気作りです。
慣れない環境ですが、周りへの思いやりを忘れてしまうと良いキャンプ時間を送ることは難しくなってしまいます。
下記では、私の実体験を元にキャンプのよくある起こりがちなトラブルをまとめてみました。
目次
キャンプで起こりがちな6つのトラブル
準備を一緒にしない
準備を手伝わない人が出てくると協調性が崩れてしまいます。
キャンプは楽しい時間がたくさん待っています。
料理を作ったり、お酒を楽しんだり、普段はスマホやタブレットが中心の子供たちも自然の中に放たれたらとても伸び伸びと遊びます。
しかし、テントの設営や料理の下準備など地味な仕事もたくさんあるのも事実で、これらの準備を手伝わない人が出てくるとキャンプの雰囲気が悪くなってしまいます。

対策
キャンプ未経験の人はその人にできることはないか探してみましょう。キャンプはコミュニケーション能力を培う場所でもあります。
寝食を共にすることで普段は見えない一面が見えたり、子供も含め一緒に取り組むことでお互いに信頼を築くことができたり意外な特技なども発見できたりします。
気持ちが高揚する人が出てくる
キャンプを初めて経験すると、開放的な環境からか気持ちが高揚してしまう人がいます。私のキャンプのイメージは「音楽を聴きながら友人と笑い話をしてビールを飲む」ですが、その通りに振舞うとキャンプ場では意外と遠くまで音楽が響いたり「あそこのキャンプサイトはうるさいなぁ」と思われたりします。

対策
楽しんでいる人を注意するのは少し気が引けるので声と音楽のボリュームには気をつけるようにしましょう。広いキャンプ場はスピーカーを使って聴きたいかもしれませんが、音楽は好みがあるのでイヤホンで聴くくらいの配慮をしておいた方が良いと思います。
酒癖の悪い人は要注意
キャンプに誘うときは、酒癖の悪い人は必ず避けましょう。
私の経験ですが、以前に「日本酒を飲むと人が変わる」と噂の人をバーベキューに誘ったことがありますが、散々なものでした。
手あたり次第に怒鳴り散らして最終的には池に落とされてベンチで寝落ちしました。
これは割と特殊なタイプですが、その他にも
- 空気を壊す絡み酒をしてきたり
- 喧嘩腰で会話をしてきたり
- 空気を壊す下ネタを言ってきたり
- 夜通し飲み明かしたり(キャンプ場は基本的に21時頃が消灯時間なので、それ以降は周囲の迷惑にならないようにしましょう)
などはせっかくのキャンプの雰囲気を壊してしまいます。

対策
初めてのキャンプでこのような経験をしたらトラウマになりかねないので、酒癖の悪い人は事前に調べて避けるようにしましょう。
大事な道具を忘れる
大事な道具と言えばテントや寝袋、食器類や火器などたくさんありますが、その他に忘れがちな道具がけっこうあります。
忘れがちな道具を一覧でまとめてみました
忘れがちな道具
- 雨の日対策(カッパ、長靴、ゴム手袋)
- 薪、炭(足らなくなる)
- ランタンのマントル&燃料
- 予備のガス缶
- スマホのモバイルバッテリー
- 雑巾(なくてお気に入りのタオルを使うことに)
- 調味料(コショウを忘れて全部が塩味とかに)
忘れたけど「何とかなった」もの
- ペグハンマー(転がってた石で代用)
- マッチ、ライター(ガスコンロで火種を作る)
- 寝袋(夏だったので、車に積んでいたタオルケットで代用)
- フライパン(ダッチオーブン1つでほとんど作れた)
- イス(ギアボックス&クーラーボックスで代用)
- 箸「はし」(枝をナイフで削って箸代わりに)
「あったらよかったなぁ」と思うもの
- サランラップ、ジップロック(臭いの出るゴミや汁物のゴミ、食べ残しなどを簡易的にしまっておくのに役に立ちます)
- 環境にやさしい洗剤(自然の中でコテコテの泡を流すのに抵抗がある)
よかったらキャンプの出発前に参考にしてみてください。
キャンプ空間を楽しめない人
「キャンプ空間を楽しめない人」とは、神経質だったり潔癖症な人に多く見られます。
キャンプは別の言い方をすると「野宿」なので家の居住空間と違い、土や草、風や雨などをとても近く感じます。ご飯を食べていればハエも近づいてきますし、灯りをつければ虫も近寄ってきます。
このような環境になれなくて気持ちが下がってしまう人もいます。

対策
「虫が苦手な人には十分対策を」
気候はそれなりに対応できる人が多いですが、「虫」はダメな人がとても多いです。
なので虫除けスプレーなどできるだけの準備をしてあげましょう。
虫が寄りにくいランタンもあります👇
キャンプ場で愚痴や悪口を言う人
せっかくのキャンプ場で愚痴や人の悪口を言っている人がいたら雰囲気も下がってしまいます。
環境が変わっても気持ちを変えることができない人もいます。

対策
ある程度静めても愚痴が収まりそうになかったら徹底的に聴いてあげましょう。その人がキャンプに誘われたのは何かの理由があるのかもしれないし、キャンプをきっかけにその人も何かが変わるかもしれません。
(まとめ)キャンプの雰囲気作りは大丈夫?起こりがちな6つのトラブルと対策
以上の記事をまとめると、
「キャンプに誘うときは人を選ぼう」
です。
キャンプは豊かな自然の中で行いますが、人と「より密接になる空間」でもあります。寝食を共にしますし、突然のハプニングも共同で対処しなくてはなりません。
なので、みんなでよりよいキャンプ時間を作る為には一緒にキャンプをする人を選ぶのが大事になってきます。
もしキャンプに誘われたら、上記の「起こりがちな6つのトラブル」に気をつけて楽しいキャンプ時間を過ごしてください。
読んでいただいてありがとうございました。