本記事は、スノーピークIGT(アイアングリルテーブル)の天板を作ってみたい方に向けた記事を書いています。
スノーピークのIGTで使用する天板を自作してみました。
理由は、「木製やタイルの天板が欲しかった」からです。
目次
天板の作り方は簡単
こちら👇が主役となるスノーピーク社の「IGT」。本記事では「Lサイズ」を使用しています。
縦幅は36cmで統一
IGTは縦の幅が36cmと統一されているので制作は比較的簡単でした。ホームセンターのカットコーナーで35.5cmでカットを依頼(ホームセンターは寸法が狂うことがあるのでー5mmでお願いしました)

横幅についてはIGTはSとMとLでサイズか違うので確認してください。
(ちなみにLサイズの天板を入れる部分の寸法は約1005mmです)
板の厚みは10~12mmがベスト
IGT天板のおすすめの厚みは10~12mmが良いと思います。それ以上の差があると段差が目立ちます。
(こちら👇の木材は厚みは10mm)
差し金で寸法を確認しました。
こちら👇はIGTの天板部分にカスタムできる「スノーピークシングルバーナー」
値段が気になる方はこちら👇
シングルバーナーの厚みも約10mmです
ホームセンターmm単位で切断してくれる
最近はホームセンターなどでも木材の切断をしてもらえるところが増えたので、自宅で加工したり木くずで悩むことも少なくなりました。
(この木材👆はカット後に防腐剤を塗っています)
約182cmで販売していた木材を35.5cmで5カットしてもらったら5枚できました。
こちらは👇サイズを変えてみたり、穴をあけたり、タイルを張ってみたりしました(タイルを作ってみた感想は下部に詳細があります)
木材はヤフオクで落札もできる
木材にこだわりたい方はヤフオクでカッコいい木材(銘木)がたくさん売られています。
寸法などもカットしてくれる出品者さんもいるので検索してみましょう。
さらに詳しく
「銘木とは?」
銘木とは簡単に言うと、「ブランドの木材」です。銘木はたくさん種類があります。産地、木肌、硬い柔らかい、虫に強い木があったりと様々ですが本記事では木の硬さについて説明していきます。
木材には硬い木と柔らかい木がある
木材には硬い木(堅木)と軟らかい木(軟木)があります。
それぞれに個性があって木肌が綺麗な木目を出している木材もたくさんあります。
(ホームセンターなどで売っているSPFやパイン材は軟木の一種です、集成材は人工製で比較的固く作られていて加工が容易な特徴があります)
硬い木の特徴は?
- 耐久性に優れているので折れにくくキズが付きにくい
- 加工が困難
(サクラ、ケヤキ、ブナなど)
柔らかい木の特徴は?
- 耐久性が弱いので折れやすくキズが付きやすい
- 加工が容易
- ホームセンターで売っている
(杉、マツ、ヒノキなど)
このように木もそれぞれ特徴があります。IGTテーブルの天板を自作したい方は木の特徴を生かした作り方をすると楽しいかもしれません。
切断後の仕上げ方法は?
木材を切断した後の仕上げ方法には、
- サンドペーパーで磨く
- 塗料を塗る
とあります。
1、サンドペーパーで磨く
- 粗い目のサンドペーパー(#120#150)で切断した部分や木材の角を磨き、触って木のトゲがなくなるまで磨きましょう。
- 終わったら、細かいサンドペーパー(#180、#320)で全体の表面が綺麗になるまで磨きましょう。
2、塗料を塗る
塗料の種類は、
- 好きな色のペンキ(水性or油性)
- 防腐剤(水性or油性)
- オイルフィニッシュ
- アクリル樹脂コーティング
などがあります。
塗料それぞれの特徴は?
好きな色のペンキ(水性or油性)
- 防水性に優れている
- かわいい色を選べる(女子向き)
- ちょっと人工的
- 配色のセンスが問われる
防腐剤(水性or油性)
- 防水性に優れている
- 防食性に優れている
- ウッドデッキで使った防腐剤の残りでも使える
- 色が地味
- 耐久性がなくキズになりやすい
オイルフィニッシュ
- 木の自然な風合いを生かせる
- ワトコオイルなどが有名(ちょっと値段が高い)
- 耐久性がないのでキズになりやすい
- キズや凹みが目立つ
- 使い込むと味が出ることも
アクリル樹脂コーティング
- 木の風合いを残しながら樹脂で防水性と耐久性を高められる
- 樹脂なのでキズにも強い
- でもテカテカしてるので違和感を感じる人も
天板素材にタイルを使ってみた
木材の他にもタイルで作ってみました。
10mmで仕上げるために
- 5mmのMDF(サイズは36cm×25cmでカット)
- 5mmのタイル
を張り合わせて仕上げてみました。
さらに詳しく
MDFとは?
MDFとは中質繊維版(ミディアム・デンシティ・ファイバーボード)の略です。木材チップと合成樹脂を原料にしていて表面が硬くなめらかな仕上げになっており、加工や造作がしやすいことから建築素材としていろんなところで活躍しています。
作り方はとても簡単
- MDFにタイル用の接着剤を塗る
- タイルを張り付ける
- 接着剤が乾いたら目地材でスキマを埋める
- はみ出た接着剤や尖った角をやすりで取る
- 完成
作ってみた結果は?
- 見た目はオシャレ
- MDFが5mmと薄いのでちょっと不安(しなる)
- 10mmで仕上げるはずが、接着剤の厚み分(2mm)厚くなった
- 他の天板と比べるとかなり重い...
実際の加工工程は横360mm、縦250mmで作ってみました。
断面の仕上がり状態👇です。
個人的な感想ですが、2mmの段差はあまり不便には感じませんでした。しかし真横から見ると段差を感じますね。。。
結果的には重さに1番の難がありました。次回は、もっと軽いタイルを使ってみようと思います。
(まとめ)スノーピークのIGTの天板を自作してみた。寸法やおすすめの塗料も解説
以上の記事をまとめると、
- IGTの天板は簡単に自作できる
- IGTの天板は縦の寸法は統一の約36cm
- IGTの天板はタイルで作るとけっこう重い
- IGTの天板を作ってみよう
です。皆さんのモノ作りの参考になってもらえたら幸いです。これからもいろんなモノ作りに挑戦します。
最後にお肉が好きな方に宣伝だけさせてください💦
私は和歌山県のブランド牛、「熊野牛」をお肉の好きな方に試してもらいたいのですが、最初に言っておきます。値段が高いです。。。
ちなみに私が特別な日に注文する「焼き肉懐石~極~」はグラム単価で約2600円です(かなりお高い!)。一般的なスーパーで売っている国産牛は600円前後なので4倍以上の価値になってます。
しかし、「焼き肉懐石~極~」には一般市場には出回らないミスジ・カイノミなどの希少部位と、ヒレ・サーロインの高級部位がまとめて入っており、しかも高級ブランド牛の希少部位となれば味も格別。さらに扱いが難しい牛肉のユッケを販売しているのも品質の高さを裏付けています。
控えめに言っても価格に劣らない味を提供してくれる熊野牛はかなりスゴイです。
とにかく知ってもらいたい熊野牛の凄さは、「圧倒的な鮮度とブランド牛ならではの旨み」です。注文を受けてからカットした肉はすぐに急速冷凍されるので旨味を閉じ込めたまま食卓に届きます。
自宅用の他にお祝いや贈答品、お中元やお歳暮でにもおすすめです。
記事を読んでいただいた方にぜひこの旨味を知ってもらいたいので、興味のある方は覗いてみてください👇
最後まで読んでいただいてありがとうございました。