本記事はメスティンを購入した人に向けたメンテナンス方法などを書いています。
目次
メスティンを買ったらするべきことは2つ
製品のバリに注意しよう
メスティンを開封したら本体とフタの縁(ふち)を軽く触ってみましょう。もし縁が鋭利に感じたりザラザラしていたらそれは「バリ」と呼ばれるものです。バリはそのまま使用すると手を切ったりして危ないのでサンドペーパーなどで軽くこすってバリを落としてから使いましょう。
バリの原因は?
バリは金属製のものを切断加工すると必ずできます。その後にバリ取りをするのが一般的ですが一部のバリを取りきれなかった製品が出回ることもあります。安い製品はバリ残りが顕著になることが多いです。
シーズニングをしよう
シーズニングとは膜を張って表面を守る「コーティング」のことです。シーズニングをすることで調理する時の焦げ付きを減らしたり、購入時のアルミ臭さを取り除いたりできます。本記事ではシーズニングに米の研ぎ汁を使用します。
シーズニングの方法は簡単2ステップ。
- 大きめの鍋の中にメスティンを入れヒタヒタになるくらいに米のとぎ汁を入れます。
- その後に10~15分くらい沸騰させれば完了。
とても簡単なので実践してみましょう。(コーティングをしても焼き過ぎると焦げてしまうので注意しましょう)
焦げた時の落とし方
メスティンに焦げが付いてしまったらこすって落とすのはたいへんなので簡単な落とし方を紹介します。
酢(クエン酸)を使う
- 焦げたメスティンの中に酢を大さじ2~3杯と焦げが隠れるくらいの水を入れて10分くらい沸騰させる。
- メスティンが傷がつかないようにスポンジや割りばしなどでこすって落とす。
- 落ちなかったら酢2~3杯追加してまた10分くらい沸騰。
- 落ちなかったら1晩漬け置き。
こんな感じで酢(クエン酸)を使って焦げを落としてみましょう。
注意ポイント
~重曹(アルカリ成分)はNG~
アルミ製品の汚れを落とすのに重曹はNGです。アルミ製品の表面には「酸化被膜」という膜で保護されていますが、重曹のアルカリ成分はその膜を剥がしてしまいます。そして膜の剥がれたアルミは空気に反応して黒ずんでしまうのです。黒ずんだ成分は水酸化アルミニウムで人体に無害ですが、黒ずんだメスティンは使っていてあまり気持ちよくないですね。
クッキングシートを使う
メスティンの焦げ付き防止方法でクッキングシートを使う方法もおすすめです。クッキングシートをメスティンのサイズに合わせれ折る「メスティン折り」と呼ばれるのもあります。でも私はめんどくさがり屋なのでシートをそのままガサガサ~っと詰め込んでご飯とか炊いたり肉を焼いたりしてます。
まとめ)メスティンを買ったら「バリ取り」と「シーズニング」をしよう
以上をまとめると、
- メスティンを買ったら「バリ」をチェックしよう
- メスティンを買ったら「シーズニング」をしよう
です。メスティンを使って楽しいキャンプ時間をすごしましょう。
読んでいただいてありがとうございました。