本記事では、メスティンを使って秋に食べたいキャンプ飯について書いています。
コンパクトで何でも作れる万能調理器具のメスティン。メスティンなら大掛かりな調理道具も使わず簡単に美味しい炊き込みご飯が作れます。旬の素材を使ったレパートリーをどんどん覚えてメスティンマスターになってみましょう。
目次
秋鮭の炊き込みご飯
秋鮭とは別名(白鮭)と呼ばれていて、海から産卵のために遡上してきた鮭の事をよびます。秋鮭のお腹にはオスは白子、メスは筋子(いくら)がたくさん入っていて9~11月になるとスーパーでもたくさん見かけるようになります。秋鮭の身は卵や白子に栄養がいくため余分な脂肪が落とされているので炊き込みご飯にすると臭みがなくさっぱりとした炊き上がりになるのが特徴です。秋鮭は炊き込みご飯の他にもシンプルなバター焼きでも美味しく召し上がれます。
メスティンを使った秋鮭の炊き込みご飯の作り方
(通常のメスティンでのご飯の炊き方は
キャンプの食事は手作りじゃないとダメ?考えた結果メスティンでご飯を炊くことになった
を参考にしてみて下さい)
- メスティンに洗った米と適量よりちょっと少なめの水を入れる(秋鮭から水分が出るので)
- 米を30分以上漬けたら秋鮭を入れて炊く(魚は常温放置すると臭みが出るので炊く直前に入れましょう)
- 炊きあがったら軽く混ぜて完成
仕上げにお好みでバター、白ごま、刻んだしそを入れると風味が増して美味しく召し上がれます。魚の骨が苦手だったり鮭の皮が苦手な方は食べる前に取り除いておきましょう。
その他の炊き込みご飯は?
栗ご飯
栗も秋を代表する旬の食材の1つです。栗の下処理方法は意外と知らない人が多いので栗ご飯を作るついでに覚えておきましょう。
下処理はまず、
- 栗を洗ってから水に30分以上浸す。
- 栗の下の部分を十字に割いて表面の硬い鬼皮を剥く。
- 内側の茶色い渋皮を剥く(剥きにくい場合は包丁で削り取る)
と簡単3ステップです。
下処理した栗はご飯を炊くときに入れるだけ。炊きあがった栗ご飯には塩や黒ゴマを軽く振って出来上がり。
栗は下処理をしておくだけで料理で使う時に便利なのと、冷凍保存もできるので多すぎるときは冷凍しておきましょう。
松茸ご飯
秋の味覚の王様ともいえる松茸ですが、高価な食材なので滅多にお目にかかれませんが最近ではスーパーなどで外国産の松茸を見かけることがあります。外国産の松茸は国産と比べて香りや風味が劣りますが、値段が安いので松茸料理を作ったことがない方にとっては挑戦しやすいと思います。
そこで松茸の知っておきたい下処理のポイント。
松茸全体を水洗いをしない
キレイ好きの人がついやってしまうのがキノコを「洗ってしまう」行為。誰が触ったのかわからないのでつい洗ってしまいたくなる気持ちもすごくわかるのですが、これをやってしまうと松茸本来の香りや風味が大きく損なわれてしまうのでやめましょう。松茸だけでなくキノコ全般に共通することですが、きのこは根元の部分の「石づき」と呼ばれるところを切り落としてそこに土が付いていたら軽く洗う程度にして、表面が汚れていたら軽く洗ってキッチンペーパーで拭き取るようにしましょう。
松茸の下処理が終わったら、
- 松茸を食べやすいサイズに手で割く
- 洗ったお米と水に昆布のだし汁やだしの素を加えて炊くだけ。
と簡単に作れます。お手頃な松茸を見かけたらどんどん挑戦してみましょう。
まとめ)【秋キャンプ】メスティンで食べたい秋のキャンプ飯に「秋鮭」を選んでみた
以上をまとめると、
- 秋の炊き込みご飯は「秋鮭」がおすすめ。
- 秋鮭の炊き込みご飯の作り方は簡単3ステップ
- 白ゴマと刻んだシソを入れるとさらに美味しい
- 栗ご飯や松茸ご飯もおすすめ
です。メスティンを使って炊き込みご飯を作ってみて下さい。
読んでいただいてありがとうございました。