本記事は、節約してキャンプをしたいと考えている方へ自身の経験を元に書いています。
3人家族(大人2人、子人1人)で計算しました。
目次
予算を出したら「75524円」でした。
結構かかるので、節約したらいくらで始められる?必要なものだけを選んでみた。
1、節約してもこれだけは揃えておこう。必須ギアを抜粋して紹介。
(テント、寝具、家具、照明、調理)
2、節約といえば100均。100均で揃う節約ギアを紹介。
(ステンレス製オーバルプレート、ゴミ袋スタンド、携帯用スタンドライト、ヘッドライト)
3、「このギアはキャンプに慣れてからで大丈夫だよ」買ってしまいがちな高額ギアを紹介。
ランタン、焚火用のギア(焚火台、焚火台テーブル、薪割り斧)、ダッチオーブン、トライポッド
1、節約しても揃えておくべき必須ギアを紹介。
おすすめのテントは?
(安さだけで選べば1万円前後でも手に入りますが、なるべく低価格でコストパフォーマンスが良く、長期的に利用する事と、自然の雨風状況など全体を考慮して以下の3つをおススメします)
1、ロゴス製 neos PANEL スクリーンドゥーブル XL 参考価格¥56700
節約なのに高いと感じるかもしれませんが.....それでもおススメするポイントは、雨などにも対応できるリビングルームがある事です。雨が降るとテントだけだと寝室に閉じこもるしかなくなります。さらにリビングルームは、メッシュ付きで虫対策に加えて付属のキャノピー(リビングルームの一面を上げて屋根になる)ポールを立てて屋根の面積を広げられます。他にも設営が簡単なのとベンチレーション(換気機能)など様々な機能がありますが、このスペックでこの価格はとてもコストパフォーマンスに優れています。予算のある方はおススメします。
2、スノーピーク製 テント エントリーパックTT SDE-080(テント単品)参考価格¥32184
こちらも若干お高いと感じるかもしれません。スノーピークは「高パフォーマンス=高価格」でどちらかというとヘビーキャンパー向けの製品が多く初めての人はなかなか手が出ないと思いますが、スノーピークのテントの中ではとても買いやすい値段に設定されています。このエントリーパックTTには+タープ付きのセットもあります(参考価格¥53784)。タープはとても開放的で、リビングルームとはまた違った良さがあります。テントを使ってみた後にリビングルームにするかタープにするかを選ぶのもよいと思います。もちろん国内メーカーなのでアフターもとても優れています。一つ注意する点は、キャノピー仕様にするには別売りのキャノピーポールを購入する必要があります。こちらも予算のある方はおススメします。
3、コールマン製 テント BCクロスドーム 270 参考価格¥22386
こちらが今回の予算設定するおススメのテントです。4~5人対応の広さでさらに標準装備+キャノピーポールとハンマーが付いてこの価格はコストパフォーマンスがとても高いです。キャンプ場でもよく見かけます。他のキャンパーはそれぞれでリビングルームをカスタマイズして使いやすいように工夫しています。↑のスノーピークと比較すると1万円ほど安く、他のギアに予算を回せるので手に取りやすいです。
テントはギアの中でも高額な買い物なので迷っている人はまずはコールマンのBCクロスドームで。。
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おすすめの寝具は?
(寝具は
- グランドシート
- テントマット
- キャンピングマット
- 寝袋
の4つに分かれます。
グランドシート
コールマン グランドシート270 参考価格¥4538
テントマット
コールマン フォールディングテントマット 270 参考価格¥10490
キャンピングマット
MOMO&HP レジャーマット 一人用 参考価格¥1397×3
寝袋(好みがあるので相場価格で設定します)
一人用(¥2000~¥4000)、二人用(¥4000~¥7000)で三人分で約1万円、ファスナーをフルオープンにすると掛け布団になる封筒型タイプをおススメします。
おすすめのテーブル・チェアは?
テーブルとチェアはコストパフォーマンスが良いものを👇
(軽量 3つ折りアルミテーブル 高さ2段調整 参考価格¥3260)
(ポータブル折り畳みチェア 参考価格¥1970)×3
調理器具は?
おすすめは、炉ばた焼きカセットコンロ「炙りや」参考価格¥5150です。
こちらは「キャンプの荷物を減らして車を広く使うためのおススメアイテム3選」でも紹介したカセットコンロです。これ一台あればほぼOKです。予算に余裕があれば「iwatani ジュニアコンパクトガスバーナー CB-JCB」参考価格¥3723)もあると同時にお湯を沸かせたりするので便利です。
おすすめのクーラーボックスは?
コールマン エクストリームホイールクーラー 50QT 参考価格\8299
*クーラーボックスは人によって使用サイズが異なるのとあまり安いのを購入すると保温性能が著しく落ちるのでおススメの相場のサイズと価格で選びました。
おすすめの照明は?
おススメの照明器具を2つ紹介します。USB充電式と電池式で分けたのでお好みで使い分けてください。寝室とリビングに一つずつあれば作業の光は確保できます。
kotoya USB充電式LEDランタンライト アマゾン参考価格¥1299 ヤフー参考価格¥600
JTENG 電池式 キャンプライト 参考価格¥1099
節約といえば100均。100均で揃う節約ギアを紹介。食器類
ステンレス製オーバルプレート×3
楕円形のステンレス製プレートです。見た目がオシャレで100均には見えないので重宝してます。
ゴミ袋スタンド×2
燃えるゴミ用と燃えないゴミ用の二つあると便利です。
携帯用スタンドライト、ヘッドライト
携帯用スタンドライトは寝室に1つ置いてあると便利です。ヘッドライトはあまり期待しないで購入したのですが、予想以上に丈夫で探検隊気分になれたり、夜中にトイレに行くときなど思いのほか役に立ってます。
計7点 700円
買ってしまいがちな高額ギアを紹介。
ランタン、ランタンスタンド
ランタンは「これぞアウトドア」とも言えるカッコいいキャンプギアですが、ガスランタンは1万円~、オイルランタンもカッコいいのを求めるととても高額になります。その他にランタンスタンドと消耗品のマントル、オイル、定期的なメンテナンスも必要になってきます。なのでキャンプに慣れて時間に余裕が出てきたら楽しみの一つとして追加することをおススメします。
焚火台、焚火台テーブル、薪割り斧
焚火台で火をのんびり眺めるのはとても心が落ち着きます。焚火メインで考えている方も多いと思うので、購入を考えている方は内部リンクにある「キャンプの荷物を減らして車を広く使うためのおススメアイテム3選」の焚火台をおススメします。
焚火には薪が必要になります。ホームセンターだと一束700円~800円で、その一束はだいたい1~2時間で使い切ります。持ち込むと車内の場所をとりますので無料で提供してくれるキャンプ場を事前に調べておくと良いです。焚火台テーブルは焚火台がないとほとんど意味がないです。薪割り斧もカッコいいですが、販売している薪は丁度よいサイズに割られているので、原木で提供している場所があったら用意しておきましょう。
ダッチオーブン、トライポッド
ダッチオーブンは、調理にコツがあります(加圧時間)。慣れるまでに2~3回試す必要があり、メンテナンスも細かいです(購入時のシーズニング、空焚き、オイルコーティングなど)値段もそれなりにするのでお金が貯まったら焚火台、トライポッドと一緒に購入をおススメします。
*スノーピーク製 26CS-520 ダッチオーブンはシーズニング不要です。
まとめ)キャンプは節約したらいくらで始められる?必要なものだけを選んでみた。
節約したつもりですが、なんだかんだで結構かかることが分かりました。それと選んだギアはギリギリのとこにしたのでこの予算を下回ると何かと買い直しになるのかなぁと感じました。
実際はこの他にも必要になってくるものは、ギアを入れるボックスや細かい調理器具(カセットコンロ用プレート、器、調味料、フライパン、へら、箸など)もあります。逆にギアを節約するなら、フォールディングテントマット¥10490買うのを後にしたり、クーラーボックスやギアボックスをイス代わりにしたり、寝袋を買わないで家にある毛布で代用したりできます。私も寝袋のカサカサする音が苦手で家の毛布を持ってきたりします。
何かとお金がかかるキャンプですが(-_-;)自然を肌で感じる貴重な体験ができます。
読んでいただいてありがとうございます。