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【失敗キャンプ】やってはいけないポータブル電源の選び方。

2020年11月18日

夜のテント

本記事では、キャンプで電気が使える道具「ポータブル電源」について書いています。

 

 

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目次

「やってはいけない」ポータブル電源の選び方

森の中のキャンパー

ポータブル電源を買う前に見てほしい「やってはいけない選び方」👇

「値段だけを見て」買ってはいけない

ポータブル電源はいろんなメーカーがありますが、ポータブル電源は過去に大きな故障や爆発する事故もあったので安さだけで飛びついてしまうのはとても危険です。見慣れないメーカーがあったら買う前に口コミや評価などを確認するようにしましょう。

「容量を見ないで」買ってはいけない

ポータブル電源の最も大事なのがmAhやWhといった表記で示されている「容量」です。とくに冬キャンプは途中で電気がなくなってしまったらリアルな死活問題になるのでまず最初にポータブル電源の容量から選ぶようにしましょう。

こちらが容量の最も小さいモデルのポータブル電源👇




重さは2.7kgで大きさはこんな感じです👇

ポータブル電源イメージ

(出典 Amazon.co.jp)

 

こちらが容量の一番大きいモデル。使える電化製品の幅が広がりますが値段も破壊的👇



大きさはパソコンや中型のクーラーボックスと同じくらい👇

ポータブル電源イメージ(出典 Amazon.co.jp)

ポイント

大きなポータブル電源を手に入れると持って行かなくても良いキャンプ道具も出てきますので買う前に一度確認してみましょう。ちなみに私の場合はストーブや焚火台は持たずに、「電気毛布(30W)とホットカーペット(100W)で暖をとりながら電気で保温ができるおでん鍋(90W)」をポータブル電源で使用しています。ホットカーペットの「床に座れる安心感」はなかなか心地良いものです。

 

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覚えておくべきポータブル電源「7つの選び方」

テントの中で読書

1、容量は多めで選ぶ

ポータブル電源は、放電ロスといって2~3割の充電しても逃げてしまう電気があります。なので電気を使う量は電源容量の7割くらいで間に合うように容量は余裕をもって多めに選びましょう。どれくらいの容量を使うかは下記を参照してみてください👇

  • 1人で電気毛布だけなら200Whのモデルで十分
  • 小型ホットカーペット(半畳サイズなら100W以下)なら300~400Whのモデルが必要
  • 1畳以上のホットカーペット&コタツは電気の消費量が100~700Wと大きいのでポータブル電源なら1000Wh以上のものが必要です。(ポータブル電源以外の選択肢として電源付きテントサイトを借りる方法もあります)

ホットカーペットやコタツを使うためだけに1000Whのポータブル電源を買うのは正直なところお金の無駄のような気がします。なのでコタツの電気は使わずに中に湯たんぽを入れたりホットカーペットを併用して暖まる方法もあります。さらにホットカーペットの下に断熱材(銀色のシート)を敷くだけで保温効果も高まり電気の節約になります。

 

2、USBは2つ以上

現在ではUSBソケットでできることがとても増えているので差込口が2つ以上あるものを選ぶと良いと思います。今持っているUSBソケットで充電できるものを数えてみて一緒に使いたいものがあるときはは差込口が2個以上あるモデルにしましょう。

 

3、連泊ならソーラーパネルも一緒に

連泊や充電できる場所が確保できないときはソーラーパネルで充電できるととても便利です。しかし、ソーラーパネルが必要かはキャンプスタイルによるので焦って買わなくでも大丈夫ですが、ソーラーパネルに対応したモデルのポータブル電源を選ぶようにしておきましょう。

 

4、出力波形は「正弦波」にするべき

出力波形には正弦波(せいげんは)矩形波(くけいは)がありポータブル電源を選ぶときもこの2つがあります。正弦波の方が良質な電力を供給できるのでスマホやパソコンなど精密機器を充電する方はこちらを選ぶ方が良いと思います。

 

5、保証期間を確認しよう

ポータブル電源は高額の製品が多いので保証期間はとても大事です。ちゃんと内容を確認して保証書を大事にとっておきましょう。

 

6、PSE認証があるのを選ぼう

日本では電気用品安全法という法律があり、その規制対象となる電化製品を外国で作ったり輸入したりしてる業者さんは国の技術基準に適合していることの確認と自主検査が義務付けられています。PSE認証はその義務を履行した証として掲げられるもので、つまりPSE認証とは「海外製だけど日本の厳しい審査に合格してますよ」という証明書のようなものですのでPSE認証があるとないのでは大きく印象が変わってきますね。

 

7、周波数について(50Hz・60Hz)

電力には周波数というものがあり西日本では60Hz東日本では50Hzと分かれています。このHzが合わないと電化製品が使えないことがありますが、キャンプで使用する電化製品は周波数を気にしなくてよいものがほとんどです。

ちなみに周波数が違うと支障になる家電製品は、

  • 蛍光灯
  • 電気時計
  • 電子レンジ

などがあり、とくに電子レンジは60Hzの製品を50Hzの周波数で使用すると内部が加熱損傷してとても危険なので注意しましょう。

上記のものをキャンプで使わなければポータブル電源選びの周波数は気にしなくても大丈夫です。

 



 

キャンプスタイル別ポータブル電源おすすめ

焚き火の前でゆっくり

ファミリーキャンパーなら500~700Wh

人数の多いファミリーキャンパーならやや大きめのモデルがおすすめ。自宅にあれば災害時にもスマホの充電や照明にも使えて役立ちます。私が災害を経験して一番つらかったのが「スマホの充電と灯り」で、とにかくこの二つがないのがとても不安でした。この二つがあるだけで気持ちに余裕が生まれるので持っていたら大きな違いがあったと思います。

おすすめはsmarttap(スマートタップ)の「 PowerArQ2 スノーホワイト 」。どうせ買うなら見た目にもこだわりたいという方にインテリアセンス高めの1台👇

ソロ、デュオキャンパーなら200Wh

荷物を軽くしたいソロキャンパーやデュオキャンパーにとって400whモデルは大きすぎるけどモバイルバッテリーだと容量が小さくて心配…。そんな場合は200Whのモデル👇


 

サイズ感はこんな感じ👇

ポータブル電源
 (出典 Amazon.co.jp)

このモデルはコンパクト&低価格なのでポータブル電源デビューしてみたい方にもおすすめです。

 

まとめ)キャンプでやってはいけないポータブル電源の選び方。覚えるべきポイントは7つ

以上をまとめるとポータブル電源は、

  • 値段だけを見て買ってはいけない
  • 容量を見ずに買ってはいけない
  • 覚えておくべきコツは7つ

です。

ポータブル電源を使って楽しいキャンプ時間を過ごしてください。

 

読んでいただいてありがとうございました。

 



 

 

  • この記事を書いた人

ケラ

とくに何もない人。何かが人より秀でているとか自慢できるスキルがあるとか羨ましがるキャリアがあるとかが何もない人。時折キャンプに行ってます。料理を作るのが好きです。

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