本記事では、キャンプで使う電気の種類について書いています。
キャンプで持ち運べる電気には大きく分けて
- モバイルバッテリー
- ポータブル電源
- 発電機
目次
モバイルバッテリーとは?
モバイルバッテリーとは持ち運びができる小さなバッテリーです。主にスマホの充電や電熱ベスト&パンツなどの使用に向いています。
大きさは小さいサイズでこんな感じ👇
容量の10000mAhはスマホの機種にもよりますがフル充電は2~4回、その他に電熱ベストやLEDライトにも使用が可能です。
ポータブル電源とは?
ポータブル電源とは、モバイルバッテリーをさらに大きくしたもので、スマホの充電はもちろん、冷蔵庫やコタツなど日常で使っている電化製品もキャンプで使えるようになります。値段も安いもので1万円台から10万円を超える高額なタイプまで幅広い種類があるので自分のキャンプシーンに合った容量のポータブル電源を選ぶことができます。
こちらがポータブル電源の中でも小型のタイプ。価格も安いのでポータブル電源に興味がある方は値段を知っておくのも◎👇
こちらが大型のポータブル電源👇。小型と比べても容量は5倍以上あり値段も5倍以上。「自宅で非常用として持っていても◎」ですが、値段が高いのですぐに買う事はおすすめしません。住人の数とキャンプで必要な電気の容量を確認して自分に合っているサイズのポータブル電源を買うことをおすすめします。👇
こちらが中間サイズのポータブル電源👇大きさも容量もちょうど良いサイズ👍PCや電気毛布など余裕をもって使えるので安心できる一台。
発電機とは?
発電機とは燃料(ガソリン、カセットガス)を使って発電するエンジンのようなものです。ガソリン発電はコストが安く長時間運転が可能なのに対してカセットガスは保管方法が簡単で燃料の使用期限が長いところが特徴です。しかし発電機はサイズが大きくエンジン音や排気ガスも出るのでどちらかと言うとキャンプには不向きといえます。
ポータブル電源と発電機の違いは?
ポータブル電源は電気を「充電・貯蓄」する大きなバッテリーに対して、発電機は燃料(ガソリン、ガス)を消費して「電気を作る」エンジンのような役割。
発電機は燃料があればすぐに電気を作れますが、ポータブル電源やモバイルバッテリーは充電しないと使用できません。
発電機には2種類ある
発電機には大きく分けて
- スタンダード型発電機(お祭りの屋台などでよく使われている)
- インバーター型発電機
の2種類があります。
スタンダード型発電機
スタンダードタイプの発電機はお祭りの屋台などでよく使われていています。特徴は以下の通り👇
- 壊れにくい(10年以上持つものが多い)
- インバーター型と比べて値段が安い
- 高出力
- 重い
- パソコンやスマホの充電はNG
スタンダード型は一般的には交流波形と呼ばれる歪みの大きい波形なので精密機器(パソコン、スマホ、電動工具、エアコンなど)を使用すると壊れる可能性が高いので注意してください。
インバーター型発電機
一方でインバーター型は、良質な電力を安定して供給できるインバーター装置を内蔵しています。その他の特徴は以下の通り👇
- スタンダード型と比べて値段が高い
- 音が静か
- 燃費が良い
- 出力が安定している
- 軽い
買うならKOSHINのインバーター発電機がおすすめ。発電力も大きいので電動工具なども使用可能👍
インバーター装置により安定した交流波形電力を供給できるのでデリケートなパソコンやスマホの充電がも可能です。ただし、例外もあるので使用前に製品のメーカーに確認してみましょう。
その他の発電機は?
発電機は他にもヤマハの「FW型発電機」とよばれる機種もあります。FW型発電機はスタンダード型とインバーター型の中間的な発電機です。
こちらがヤマハのFW型発電機👇
発電機はキャンプには不向きですが、充電の必要がなく電動工具も使えるので日曜大工や現場作業が増えそうな方は検討してみるのも良いと思います。
まとめ)【キャンプの電気】モバイルバッテリー・ポータブル電源・発電機の違いは?
以上をまとめると、キャンプで電気は使うには
- モバイルバッテリーかポータブル電源が必要
- モバイルバッテリーは容量が小さいので充電・照明・電熱ベスト用
- ポータブル電源は容量が大きいのでこたつや冷蔵庫も使える
- 発電機はキャンプには不向き
です。キャンプに使える電気の種類を知って楽しいキャンプ時間にしましょう。
読んでいただいてありがとうございました。