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キャンプ「知らないと危険」一酸化炭素中毒の事故が起こる原因と防ぐ方法

2019年9月6日

みんなでキャンプ 2

本記事はキャンプをする人は知っておきたい一酸化炭素中毒の事故が起こる原因とそれを防ぐ事故について書いています。

 

目次

キャンプ 知らないと危険 一酸化炭素中毒の事故が起こる原因と防ぐ方法

1、一酸化炭素中毒とは?

2、キャンプで一酸化炭素中毒が起こるのはどんな時?

3、一酸化炭素は「無色、無臭」、しかも比重が空気とほぼ一緒。

4、一酸化炭素中毒になってしまったら?

5、一酸化炭素中毒を防ぐ方法は?

 

1、一酸化炭素中毒とは?

人間は酸素を吸っていますが、酸素の代わりに一酸化炭素を吸うと以下のような段階で症状が起こります。

初期症状は、

軽い頭痛、めまい

進行すると、、

不整脈、運動障害、血圧低下、失神

更に進行すると、、、

痙攣、昏睡、呼吸停止

になり命の危険があります。

更に程度によっては、、、、

脳がダメージを受けて神経障害や精神障害の後遺症も残ります。

怖いですね(-_-;)

 

2、キャンプで一酸化炭素中毒が起こるのはどんな時?

一酸化炭素中毒の原因である一酸化炭素が発生するのは「薪、炭、ストーブ、ランタンに使う燃料」などを室内のような閉鎖された環境で燃やしているときです。

キャンプでは普段、薪や炭を燃やしたり、ランタンを灯すのは外で行いますが、雨や寒いときなどに室内のような閉鎖された環境で燃やし続けると

酸素がなくなる→不完全燃焼が起こる→一酸化炭素が発生する→一酸化炭素を吸って中毒になる

の順番で起こります。

 

3、一酸化炭素は無色、無臭、しかも比重が空気とほぼ一緒。

一酸化炭素は「無色、無臭」なので気づきにくいという怖さがあります。一酸化炭素が発生しているのを気づかずに寝てしまい、トイレに起きたら体調がおかしくなっている、、、などの可能性も考えられます。さらに二酸化炭素は空気より比重が軽く、ガスは空気より比重が重いですが、一酸化炭素は比重が空気とほぼ一緒なので中間に漂います。なので換気が難しいです。

 

4、一酸化炭素中毒になってしまったら?

 

「ただちに病院に行きましょう。」

 

酸素をたくさん吸って体内の一酸化炭素を出す必要があります。(高濃度酸素カプセルによる治療がありますが、機器がある医療機関は限られているので事前に調べておくのも大事かと思います)

 

5、一酸化炭素中毒を防ぐ方法は?

・まず、何よりも室内では何も燃やさないように気をつけましょう。寒い時期にキャンプをする予定ならAC電源付きのテントサイトをとって電気毛布や電気カーペットで対応したり、湯たんぽを用意しておきましょう。

・一酸化炭素警報器を用意しておきましょう。

 

まとめ

キャンプは自然と直接対峙する機会でもあり、テクノロジーが進歩した現代社会から離れる機会でもあります。怪我や事故を未然に防いで、皆さんが楽しいキャンプライフを過ごせますように。

 

読んでいただいてありがとうございました。

  • この記事を書いた人

ケラ

とくに何もない人。何かが人より秀でているとか自慢できるスキルがあるとか羨ましがるキャリアがあるとかが何もない人。時折キャンプに行ってます。料理を作るのが好きです。

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