いろんな料理があるね キャンプ

【キャンプ料理】燻製は「段ボールを使うべき!」そのたった一つの理由とは?

高温の燻製

本記事は、キャンプで燻製をする方に向けた記事となっています。

 

お肉の直売所【FromFarm】

 

結論を先に伝えると、段ボールで作られた燻製器「段ボールスモーカー」なら調理後の掃除が楽だからです。

えっ…燻製は煙で食材を炙るだけでしょ?」と楽観的なイメージがありますが、実際のところ燻製はタールと呼ばれる黒い物体が調理器具に付着するので掃除がものすごく大変になるという「致命的な手間」がかかります。

その内容を詳しく説明しますので、これから燻製を作ろうと考えている方の参考になれば幸いです。

 

お肉の直売所【FromFarm】

 

目次

燻製の意外と知られていない「タール」の正体とは?

燻製は煙の原料となるチップを燃やすと同時にタールと呼ばれる液体も発生します。タールは使用した鍋や容器の内側に付着して蓄積され、たくさん溜まると真っ黒いドロドロとした液体になってこびりつきます。これが非常に落ちにくく掃除がたいへんなのです。自宅でもしんどいのにキャンプ場で掃除をするのはかなり大変です。

汚れた手のひら

 

お肉の直売所【FromFarm】

 

初めての燻製は「段ボールスモーカー」にするべき

私は掃除の手間がかからない段ボールスモーカーをおすすめしますが、その前に段ボールスモーカーのデメリットを見てみましょう。

こちらが段ボールスモーカー👇

段ボールスモーカーのデメリットは?

燻製ハム

段ボールスモーカーのデメリットは以下の通り👇

  • 使い捨てなのでランニングコストがかかる
  • 見た目が安っぽい
  • 容器を捨てるとゴミが発生する
  • できるのは温燻のみ

となります。

 

温燻とは?

燻製には温燻熱燻冷燻と3種類あり、温燻は30~80℃の熱で食材を燻すことです。

詳しくは別記事の「【キャンプ料理】燻製を始める前に…。1分で覚えられる「燻製の基礎知識」まとめ 」を参考にしてみてください。

 

お肉の直売所【FromFarm】

 

段ボールスモーカーのメリットは?

スモークサーモン料理

一方で、段ボールスモーカーのメリットは以下の通り👇

  • 掃除の手間がいらない
  • 繰り返し使用可能(容器が破損するまで)
  • 安い
  • 収納がコンパクト
  • 使い終わったら捨てればOK

と段ボールスモーカーなら簡単に燻製が始められます👇

 

ポイント

◎肉の燻製なら温燻がベスト◎

肉のようなタンパク質を含む食材は温燻のような低温調理が最適です。低温で長時間熱することにより殺菌に加えて肉のうまみも閉じ込めることができます。

 

お肉の直売所【FromFarm】

見た目重視なら「折りたたみスモーカー」

ベーコンの燻製

初めての方やお試しで燻製をやってみたい方は段ボールスモーカーにするべきですが、「見た目をもう少しカッコよくしたい」「燻製とは長い付き合いになりそう」な方は折りたたみスモーカーを検討するべきです。

こちらがSOTOの「折りたたみスモーカー」👇

 

SOTO「 折りたたみスモーカー」の良いところは、

  • 直火対応なので「熱燻」もできる
  • 段ボールスモーカーより耐久性が高い
  • その割に安い
  • 全体を掃除できる

などのメリットがあります。

 

熱燻とは?

燻製には温燻・熱燻・冷燻と3種類あり、熱燻80℃以上の熱で食材を燻すことです。

詳しくは別記事の「【キャンプ料理】燻製を始める前に…。1分で覚えられる「燻製の基礎知識」まとめ 」を参考にしてみてください。

 

お肉の直売所【FromFarm】

 

スモーカー内部の掃除はどうするの?

折りたたみスモーカーの掃除をするならメラミンスポンジがおすすめ。たわしで落とし切れないタールもメラミンスポンジなら一気に落とせます。

 

お肉の直売所【FromFarm】

 

スモーカーが決まったら「食材選び」

いろんな食材

初挑戦はサクッと作ろう

初めての燻製は簡単な食材でサクッと作ってみましょう。

おすすめ食材は以下の通り。これらの食材は短時間でスモーキーな風味がしっかり味わえる食材ばかりです👇

  • チーズ
  • アーモンドなどのナッツ類
  • ちくわ
  • カマボコ
  • スライスベーコン
  • 枝豆
  • ドライフルーツ

中でもおすすめはスライスベーコン。丸1日かかるブロックベーコンよりも手軽にスモーキーなベーコンを楽しめます。

 

お肉の直売所【FromFarm】

 

慣れてきたらいろんな食材に挑戦

ブロックベーコンなど時間のかかる燻製料理はロマンを感じますね。長時間燻す温燻は水分が抜けて保存がきくようにもなるので連泊キャンプをするなら初日に作っておくと便利です。

魚介類については水っぽいものは事前に塩抜きなどで水分を抜いておくことをおすすめします。

 

お肉の直売所【FromFarm】

 

注意するべき食材も

なんでも美味しくなる燻製ですが、おすすめしない食材もあります。それは以下の通り👇(気になる食材があれば挑戦してみてください)。

  • お菓子類
  • 生の野菜類(水分が多い野菜はとくに)
  • 生の果物類(ドライフルーツはOK)
  • キノコ類
  • パンやご飯

ココに注意

その他にも燻製をするとエグみが強くなってしまう(エビを殻付きで燻す)ものだったり、食材の持ち味がそこなわれてしまうものもあるので注意しましょう。

 



 

まとめ)

以上をまとめると、

  • 初めての燻製は「段ボールスモーカー」にするべき
  • 理由は「掃除の手間がかからない」から
  • 見た目にこだわりたいなら「折りたたみスモーカー」もあり
  • 初めての食材は「簡単にできるもの」がおすすめ
  • 注意するべき食材も

です。燻製に挑戦して楽しいキャンプ時間を過ごしてください。

読んでいただいてありがとうございました。

 



  • この記事を書いた人

ケラ

とくに何もない人。何かが人より秀でているとか自慢できるスキルがあるとか羨ましがるキャリアがあるとかが何もない人。時折キャンプに行ってます。料理を作るのが好きです。

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