第1弾のスパイスケースを作った時に材料が少し残ったのでもう一つスパイスケースを作ってみましたが、失敗ばかりでした。細かいところの加工を知りたい方は第1弾の記事
「【キャンプDIY】スパイスラック作りをリベンジした結果…予想外の展開に」
も参考にしてみてください。
目次
今回も100均のボトルを使用
今回使用するケースはこちらのシーズニングボトル。100均のセリアで2個100円でした。(なんだかライフルの薬きょうみたいです)👇
こちらが使う材料。前回とほとんど同じです👇
デザインをひし形にしてみた
前回が四角形だったので今回はちょっと工夫してひし形にしてみました。
最初はこんなイメージ👇
つぎに、面材はどうやって取るかのイメージ👇
面材の反りなども考慮して選んでいきます。
継手が難しい
ひし形にするので枠の継手は45度で刻みます。したがって木材は大きめに取っておかないとこのようにカツカツになります👇
作っている途中に気づいたのですが、ボトルの間に入れる間仕切りの寸法を入れ忘れてしまいました。がすでに枠は作ってしまったので何とかするしかないです(設計の時点で20mm余裕をもたせていたのでそれで対応します)。
45度に線をひくのは「止型定規」があると作業が早くなります👇
以前から止型定規が欲しかったので今回のスパイスケース作りのために購入しました。かなり役に立ちました。
継手が終わったら面材を接着👇
次に四方をカット。軽量化をするので枠のギリギリのとこで切断します。その為に枠の位置をマスキングテープの上からマーキングして確認しながら切断すると切りすぎ防止になります👇(金具の場所は10mmのビスを打つので12mmくらい残しておきます、鬼目ナットのところは15mmくらい。)
そしてパッツン👇枠の一番薄いところは5mmくらいまで攻めました。
反り鉋でR加工
ケースの上下を反り鉋でR加工をすることにしました。
今回使用したのは以前から気になっていた都内にある井上刃物さんに行って購入した反り鉋👇
~lanterntalk~








反り鉋でRを作っていきます👇
クランプを選ぶなら口の広いクランプの方がなにかと便利です👇
グルグル回すタイプのクランプは電動工具を使用する時などの強く固定したいときに役に立ちます👇
~lanterntalk~



R加工が終わったら全体を研磨(R加工のところは鉋仕上げになっているので目の粗いペーパーでこすらず、最後の仕上げの時に細かい番手のペーパーで磨きます)👇。
そして運命の「切断式」。これが緊張します。あらかじめ印をつけておいた場所をブレないように切断します。ちょっとでもブレれば表面に傷がついて台無しになってしまうので集中力Max👇。
切断式が終わったら、ちょうど良いところに間仕切りを入れて(グラつかない程度に間仕切りを木工ボンドで固定)👇。
オイルフィニッシュして金具を取り付けて完成👇
最後に仕上がりの全体状況です👇
ついでに。ペグもどきの棒はこんな感じで頭を切り落として先っちょをグラインダーと金物用のヤスリで尖らせました👇
お疲れ様でした。
作ってみた感想は?
率直な現場の感想です。
- ひし形は四角形の三倍くらいの手間がかかる
- 止型定規はマスト
- 枠や面材は大きめに取っておいた方が良い
- デザインはかっこいい
- R加工もかっこいい
- 数をこなせば作るのが慣れてくるかも…
です。
まとめ)【キャンプDIY】スパイスケース第2弾。ひし形に挑戦するも失敗ばかりで挫折…。
以上で作業を終了いたします。最後まで読んでいただいてありがとうございました。
また作りたいものが見つかったらブログで報告させていただきます。