本記事は、キャンプで使うスパイスケースをDIYしている内容となっています。
米沢牛専門店 さかの
今回のスパイスケースはフタの動きを少なくする為に前開きにして作ってみましたが、私の未熟な腕とメンタルでいろいろ挫折して失敗しました。その失望感と投げやり感の中で文章を書いているので少々味気ないですが暖かい心で見守っていただけると幸いです…。
目次
失敗の原因は「フタの加工」
前開きのふたを作る時に気をつけるのは、フタを浅くしないとスパイスケースの縁にあたって開かなくなってしまうのでギリギリのところで切断しなければならないところですが、かと言ってフタが浅すぎるとスパイスケースの頭しか見えない状態になりカッコ悪いような気がしたのである程度深さをだしたいところでした。
その計算をして測って切断しましたが、それでも少し当たってしまいました。なのであたる部分を鑿(のみ)で削っていたら…木の逆目に鑿を入れてしてしまい見事にヒビが入る結果となりました👇
愚痴
もともと薄板なので鑿を入れるのべきじゃなかったし、木目の方向を見ないで鑿を入れるって相当アホ。硬木だからちょっとくらい大丈夫だとの思い込みと、計算したのに縁が当たってしまった自分への苛立ち。そもそも前段階の作業でフタを切断したが少し曲がってしまい、最悪な切断面になって庭にぶん投げようと思ったけどやめた。それでほぼ投げやりになり、その後の作業がグダグダになった。
あのときは時間の迫る中で急いでた。休日なので家族サービス。その中で自分の時間を作るために朝早く起きて犬の散歩、朝食作り、洗濯物を終わらせると外出までの残った時間は1時間程度。効率よく進めようと躍起になってたのかなぁ…。
いままで時間のたくさんある時はダラダラ過ごしていたのにこんな時に焦ってイライラして。私と一緒にいた家族はさぞ気分が悪かっただろう。
何歳になっても「ああすれば良かった。こうすれば良かった」なんて後悔してるんだよなぁ…。前に進みたくても後悔の念が足にまとわりつく
気持ちを切り替えて練習材料に
っていうのは嘘です、見栄です。強がりです。本当は全然切り替えができない性格なのでしばらく落ち込みます(半日~一日程度)。
今までは外面に取り付けていたかんざし(地面に刺す棒)用の鬼目ナットでしたが、今回は内側から取り付けて外観をさっぱり👇
こんな感じで内側から鬼目ナット👇(ナット周りのバリが気になる。13mmくらいの穴を軽く開けとけばよかったなぁ)
鬼目ナットを取り付けたら、上から板を埋め込んで見た目もスッキリ👇
蝶番は真鍮にしてみたら相性が良くて◎👇(背板が1mmくらい歪んで切断されているのがわかるでしょうか?正面の切断に気をとられてやっちまいました)
それと蝶番用に枠を25mm残しましたが蝶番の設置が際(きわ)すぎると面取り(̚角を丸くする)ができなくなるので30mmくらいとっておいた方がよかった。
止め金具は両サイドに👇
今回の反省
モノ作りは雑念を払ってから取り組むべきと改めて感じました。
仕上がりの状態は?
一応最後まで作ってこんな感じで仕上がりました👇一応割れた部分を補修してオイルフィニッシュしたらそんなに目立たないですが…
フタの裏側はひどい👇
電動工具を使えばよかった…こんな感じで👇
ポイント
この道具は「サンディングバンド」といいます。私は近所のホムセンで購入しましたがネットの方がはるかにお得なので気になる方はチェックしてみてください👇
インパクトに装着できるので今回のような狭い場所を削るのに便利です👇
今まで失敗したと感じた作品はすぐに捨てようとか薪にしてやろうと思っていましたが、SNSで皆さんのお声をいただいたり木材に敬意を払うべきなのかなと改心もしたりで…
少し様子を見ることにしました。
まとめ)【キャンプDIY】スパイスケース作り第3弾は失敗…。その原因と対策を考えてみる
以上をまとめると、
「私はモノ作りをすると周りが見えなくなり、失敗するとかなり機嫌が悪くなるクソみたいな人間ですが、SNSを通じて出会った方々に諭されたり癒されたりしている」
ことがわかりました。
人から学ぶことは多く、感情が豊かになります。
傷つくことを恐れずに進み続けようと思いました。
おわり