もう一度だけ会えるとしたらどんな姿でいたいかを考えた末、好きなことをしている自分でいたいとの結論に辿り着き銘木を切ったり刻んだり磨いたりすることにした。
そんな感じで始まったスパイスケース作りですが気づいたらいろいろなタイプのケースができてきたのでジャンル分けと名称をつけます。
スパイスケースの原点になったタレビンを使ったスパイスケース
「マソ」シリーズ
コーヒー豆を入れるケース
(名前は考え中)シリーズ
私にとっての特別なケース
「ナエマ」シリーズ
とりあえずこの3種類にします。
目次
ナエマ(nahema)とは?
もともとはバラの品種名ですが私にとってナエマとは特別な名前です。カテゴリーに「ナエマの丘プロジェクト」とありますが、それです。SNSでは地味な木の制作しか発信していませんがすべてはナエマの丘に繋がっています。今の私にとって生きつづける理由であり原動力であり全てです。どんな犠牲を払ってもナエマの丘に向かいます。
ナエマの丘とは?
美しい丘、美しいplaceです。それを作ります。不可能なのはわかっていますが今の私にとってナエマの丘に向かって進み続けることが生きることです。この説明はとても抽象的なので宗教だとか洗脳だとか想像するかもしれませんがなにもありません。私一人の世界観です。誰もが一度は見たことのある美しい風景、美しい景色。それを作りたいだけです。花や植物を育てるのとほぼ一緒です。
どうやって作るの?
よくわからなくなってきました。最初は「副業で月収100万!」を資金にして夢もすぐに掴めるような心持ちでいましたが、当然のように叶うことはなく今は地味な積み上げ作業をひたすらくり返しています。妄想の世界で終わらせないためにも現実的な計画を忘れないようにはしていますが、生活を維持するだけで精一杯なのでまったくめどが立っていません。土地を手に入れるといっても簡単なことではなく、それまで土地を守ってきた方へ敬意を払うべきだし未来への責任も関わってきます。キャンプブームだからといってなんとなく土地を買って切り開こうなんて考えていません。というかキャンプ場を作るつもりではありません、結果キャンプができる環境になるかもしれませんが…
なにがいいたいの?
ナエマシリーズの「ナエマ」についての説明でした。ナエマは私にとって特別な存在なのでナエマシリーズを作るときは特別な気持ちを込めて作っているということを説明したかっただけだと思います。それとナエマシリーズは高価格帯で販売する予定です。
生きるってのはとても辛いことの連続です。生きるっていうより「生き残る」のほうがしっくりくる気がします。嫌いなことを我慢して続けることができない私は好きなことをして生きなければいけない結論に辿り着きましたが、年齢的に気づくのが遅かったようでいろいろ支障が発生してます。これからを生きる若人にはもっと生きやすい未来を作っていかなければなぁを思っています。なので余計な説教は極力控えて聞く側に徹することにしています。
お酒は楽しむというより現実の痛みを和らげる鎮痛剤のようです。キャンプで夜空を見上げながら飲むお酒も心地よいわけではなくクソみたいな現実労働を忘れ、つかの間の脱却を仰ぎ見ているようです。
借金は作らないように心がける。財産を残そうなんて1ミリもない。死ぬときはドテラ1枚あればじゅうぶん。
行動してから2年。まったく現状は打破できずにいますがそれでも足掻きつづけます。
ナエマの丘。そこ向かって進み続けることが生きること。