私は、キャンプで調味料を持って行くのに一般的なスパイスラックは少し大きすぎると感じてスパイスラックを軽量化したスパイスケースを作ってきました。
しかし、サラダを食べるときに使うマヨネーズやドレッシングを入れるにはスパイスケースのボトルは小さすぎることがわかりました。

目次
使用するボトルは?
今回使用する「ちょうど良いボトル」はこちら👇
100均で購入した国産の「キャップディスペンサー」です。国産と聞くとつい安心👇
~lanterntalk~







使用する材料は?
使用する材料は以下の通りです👇
- ドレッシングボトル 2本 100均で購入
- 面材 ボトルが隠れる程度(私は150×180mmくらいの面材を2枚しました)
- 枠材 幅85mmの長さ200mmを5枚
- 金具 蝶番2個・パッチン錠2個・(追加でアンティーク風取っ手1個)
です。それでは加工段階に移ります。
枠づくり
まずホールソーで型を取った枠材を作ります。ちなみにキャップディスペンサーは64Φと書いていりましたが、実際は65Φでした👇
ホールソーであけるとこんな感じになります👇
ホールソーを買うなら65mmがあるこちらがおすすめ。サイズも8枚セットなのでお得感がスゴイ。値段が気になるかたはチェック👇
ボトルをセットしてみて大きさを確認。私のホールソーは63mmしかなかったので小さくなってしまいましたがなんとか調整します👇
次にホールソーで作った型枠が入るように外枠を作ります。そしてボンドで固定。(このときはまだ型枠は接着しません👇)
面材はこんな感じでボンドを使って接着します。(こちらは別のスパイスケースの接着画像になりますが容量は一緒です)👇
最近気になるヤツ
私はコニシのボンドしか使ったことがないのですが、木工職人さんのYouTube動画でよくみかける木工用ボンドが気になるのです。
そのボンドとは、アメリカ製「フランクリン タイトボンド」👇
こちらは屋外使用可タイプ👇
タイトボンドの一番気になるのは「拭き取れる」って利点です。コニシのボンドは木目の間に入り込んだボンドまではとれずに跡がのこってしまうところが難点でした。なのでタイトボンドが解消できるが今度試してみようと思います。
ボンド事情はさておき、面材を接着したらサイズ感を確認。やはり今までのスパイスケースと比べると大きく感じます👇
研磨作業
次に研磨作業です。私はハンドペーパーのみで仕上げます。(電動工具を持っているかたはそちらで…)
ペーパーの番手(粒子の粗さ)は60・120・240・400・8001500番と倍以下の単位で番手を上げて磨いていきます
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ペーパーは書類ホルダーに収納しておくと便利です👇
ぜんぜん関係ないけどここに図面を置いたらカッコいいかも👇
話しを戻しますが、粗い番手から研磨していきます👇
ちなみに私は立派な作業部屋なんてないのでバルコニーの上にて作業しています。
こちらが研磨と鉋(かんな)専用の固定台です。家の隅に落ちていた柱の端材で作りました👇
バークランプを使用しただけの即席作業台。これだけでも材が固定されるので作業効率が上がります👇
メモ
ちなみにバークランプを買うなら長いのがおすすめですが、長すぎると作業しずらいので200~450mmくらいがおすすめ。買う前にホムセンと値段を比べてお得なショップで購入しましょう👇
こちらが研磨の仕上がった状態。銘木は磨くほどに艶が出て美しくなります👇
ケースを切断
全体の磨きが終わったらケースを切断します。
カットする位置にマスキングテープを貼り、ペンで印をします。マスキングテープを貼れば印を間違えてもケースに印の後が残らないので◎👇
ポイント
今回も切断には私の相棒「ゼットソー硬木用」を使用しました。
ゼットソーシリーズは刃の交換も簡単なので必ず持っておきたい道具の一つ👇
カットしたら型枠をはめてみます。私の枠はホールソーのΦが小さかったので型枠の上下を切り離して貼りつけました👇
ボトルを入れてサイズ感を確認します。私の場合は少しきつかったので鉋とやすりで調整しました。サイズがOKならボンドで固定します👇
ケース内部の加工
次にフタがピッタリ収ますように受けを作ります。ただの四角い板では味気ないので👇
反り鉋を使い、緩やかなカーブに加工して👇
オシャレなフォルムになりました👇
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反り鉋とは?
鉋台が反っているのでカーブを描いて鉋をかけられます。電動工具で削るのと比べると切り口がキレイに仕上がり粉塵も舞わないので助かっています。反り鉋は通常のタイプの他に四方反り鉋、豆鉋などいろいろな種類があります。
興味のある方は👇
金具の取り付け
次にパッチン錠を両サイドに取り付けます。
穴を開ける位置はマスキングテープを貼ってペンで印をつけると穴の位置がわかりやすいです👇
ビスが2.1mmの太さなのでドリルのキリは1.5mmを使用。
キリにマスキングを巻き、「ここまで刺していいよ」のマーキングをして貫通するのを防ぎながら取り付ければOK👇
最後にオイルフィニッシュ
最後にオイルフィニッシュをします。
ケースの外は蜜蠟ワックス、内部はアマニオイルを使います(小さなボトルに入っているのがアマニオイルです👇
オイルフィニッシュすると木目が際立ち👇
手触りも良くなります👇
ドレッシングボトルケース完成
こちらがドレッシングボトルケースの完成の全体画像👇
正面の紫檀は研磨が行き届いてとても綺麗です👇
こちらが背面。柾目の紫檀も木目のラインがとても綺麗です👇
上部は木の節を入れました👇
今回は木目も綺麗に仕上がりとても満足の一品に仕上がりました。
さらに持ち手を取り付け
ケースが大きくてそのまま持ち歩くのはしんどいと感じたので持ち手を付けることにしました。
取り付けた持ち手はこちら。この品質でこの価格はかなりお得👇
注意ポイント
取り付け用ネジが長かったので金工用ノコギリでカットしました👇
ドレッシングボトルと色の相性も良くて安心👇
~lanterntalk 2~






まとめ)【キャンプDIY】スパイスラック事情を改めて考察。意外な盲点に辿り着く
以上でドレッシングボトルケースの作り方を終了します。お疲れ様でした。
最後にお肉が好きな方に宣伝だけさせてください💦
私は和歌山県のブランド牛、「熊野牛」をお肉の好きな方に試してもらいたいのですが、最初に言っておきます。値段が高いです。。。
ちなみに私が特別な日に注文する「焼き肉懐石~極~」はグラム単価で約2600円です(かなりお高い!)。一般的なスーパーで売っている国産牛は600円前後なので4倍以上の価値になってます。
しかし、「焼き肉懐石~極~」には一般市場には出回らないミスジ・カイノミなどの希少部位と、ヒレ・サーロインの高級部位がまとめて入っており、しかも高級ブランド牛の希少部位となれば味も格別。さらに扱いが難しい牛肉のユッケを販売しているのも品質の高さを裏付けています。
控えめに言っても価格に劣らない味を提供してくれる熊野牛はかなりスゴイです。
とにかく知ってもらいたい熊野牛の凄さは、「圧倒的な鮮度とブランド牛ならではの旨み」です。注文を受けてからカットした肉はすぐに急速冷凍されるので旨味を閉じ込めたまま食卓に届きます。
自宅用の他にお祝いや贈答品、お中元やお歳暮でにもおすすめです。
記事を読んでいただいた方にぜひこの旨味を知ってもらいたいので、興味のある方は覗いてみてください👇
最後まで読んでいただいてありがとうございました。