本記事は、キャンプに持って行く調味料入れ「スパイスケース」について書いています。

さきに完成したスパイスケースを見たい方はこちら👇
目次
スパイスケースを作る
前回の余ったハワイアンコアを使用
今回は写真の後ろにある余ったハワイアンコア(濃い色の板)を使用してスパイスケースを作ってみます。
枠づくり
枠に使用するウォールナットは鉋がけから作っていきます。
枠の厚みを25mmに調整できる自家製の治具を使って枠を鉋がけしていきます👇
こんな感じで枠の厚みを均一にして作っていきます👇
今回は「留め加工」に挑戦
私の腕だけはキレイな留め加工ができないので。。。マイターボックスを購入して枠材を45℃でカットします👇
こちらがマイターボックス。値段もお手頃なのですが、中途半端なプライドで今まで使うのを避けてました(自転車で例えると補助輪みたいなもの)👇
手工具でもマイターボックスを使えばここまでキレイな留めができるんだなぁ…👇
枠の下部にはかんざし用の鬼目ナットも取り付けておきます👇
そして四つ角をボンドで固定します。私はコーナー用のクランプを持っていないのでバークランプでなんとか代用しました👇
こちらがコーナークランプ。あると便利👇
メモ
バークランプは何個あってもいいです。しかし100均のミニクランプはまったく役に立たなかったので(圧がかからない)ちゃとしたクランプを買うことをおすすめします👇
ハワイアンコアと枠材を接着
次にハワイアンコアを枠材を接着します。
ボンドは多い方が剥がれ防止になりますが、はみ出して固まったボンドがカッコ悪いのでほどほどに👇
そして枠が飛び出さないように接着👇
スパイスケースを削る
次にスパイスケースのはみ出た面材を削ります。
通常は手鋸でギリギリまで切り落としてから鉋がけをしていますが、今回はすべて鉋でやっていこうと思います。
ハワイアンコアは削り心地がよい、それに削ったカスもキラキラしていて楽しいなぁ👇
研磨&フタを切断
鉋がけで全体を整えたら研磨をしていきます。
今回のハワイアンコアは表面がキレイな状態だったので120番から240・400・800・1500・2000番まで磨きました👇
そしてフタを切断します。切断の序盤だけガイドの木材をあてていますが、その後はフリーで刃を進めていきます👇
ポイント
今回も相棒「ゼットソー」に仕事をしてもらいました。
こちらがゼットソー。私事ですが昨日ホムセンで替え刃を買いました。切れ味が悪いとイライラするので👇
マイターボックスは鋸刃が長い方が切りやすいですよ~👇
金具をつける
次に金具を付けますがその前に。
金具を付ける場所をあらかじめオイルを塗っておきます。(金具を付けた後ではオイルを塗りにくいので)👇
まず千枚通しで下穴をあけて👇
1.2mmのドリルで穴を軽くあけます。
最後にかなづちで釘を打ち込みます👇
パッチン錠の加工はよりきれいに取り付けるためにマスキングテープでセンターを出して穴をあけます👇
キレイに仕上がりました(杢も綺麗に出てます)👇
最後にオイルフィニッシュ
加工が全て終わったので最後にオイルフィニッシュをします。
蜜蠟ワックスとアマニオイルの2種類で塗っていきます(蜜蝋が外面、アマニオイルが内面)👇
全体的にワックスやオイルを浸透させるように塗ったら空拭きをするだけの簡単作業👇
あっというまにキレイな光沢がでます👇
WEBで和歌山県の熊野牛を変えるのはここだけ!【Meat Factory】
スパイスケースの完成
完成したハワイアンコアのスパイスケース👇
うっすらとですが杢が出ています👇
ケースの上部と側面にはウォールナットの杢が出ています👇

重さは約280g。けっこう軽い👇

ケース底部にはかんざし用の穴もあけています👇
はてな
かんざしとは?
ロータイプ・グラウンドタイプのキャンパー用に独自開発したカスタムパーツです。
こんな感じで使用します👇
かんざしをつけた状態👇
こうやって持つと防犯対策にもなりそうです👇
ということでスパイスケースの作業を終了します、お疲れ様でした。
まとめ)【キャンプDIY】ハワイアンコア第2弾。余った素材でリトライしてみた。
以上、ハワイアンコアのスパイスケースでした。
今回使用したハワイアンコアはとても素敵な銘木でした。加工もしやすいのと杢がとにかく綺麗です。機会があればまた挑戦したいと思います(実はあと2枚面材が残っています)。
最後にお肉が好きな方に宣伝だけさせてください💦
私は和歌山県のブランド牛、「熊野牛」をお肉の好きな方に試してもらいたいのですが、最初に言っておきます。値段が高いです。。。
ちなみに私が特別な日に注文する「焼き肉懐石~極~」はグラム単価で約2600円です(かなりお高い!)。一般的なスーパーで売っている国産牛は600円前後なので4倍以上の価値になってます。
しかし、「焼き肉懐石~極~」には一般市場には出回らないミスジ・カイノミなどの希少部位と、ヒレ・サーロインの高級部位がまとめて入っており、しかも高級ブランド牛の希少部位となれば味も格別。さらに扱いが難しい牛肉のユッケを販売しているのも品質の高さを裏付けています。
控えめに言っても価格に劣らない味を提供してくれる熊野牛はかなりスゴイです。
とにかく知ってもらいたい熊野牛の凄さは、「圧倒的な鮮度とブランド牛ならではの旨み」です。注文を受けてからカットした肉はすぐに急速冷凍されるので旨味を閉じ込めたまま食卓に届きます。
自宅用の他にお祝いや贈答品、お中元やお歳暮でにもおすすめです。
記事を読んでいただいた方にぜひこの旨味を知ってもらいたいので、興味のある方は覗いてみてください👇
最後まで読んでいただいてありがとうございました。