本記事は、キャンプに持って行く調味料入れ「スパイスケース」について書いています。

【Meat Factory】
さきに完成した花梨のスパイスケースを見たい方はこちら👇
はてな
花梨とは?
マメ科の広葉樹で東南アジアを中心に生育しています。磨くと美しい光沢が出るので、家具やキャビネット・楽器・高級ペンのグリップ素材にも使われています。
ちなみにもう一つのカリン(くだもの)はバラ科の落葉高木樹なのでまったく別の種類になります。
目次
枠作り
それではスパイスケース作っていきます。
まずは枠作りですが、今までの枠は木を突き付ける方法でしたが今回は「留め加工」にしてみようと思います。
はてな
留め加工とは、枠の端を斜めにカットしてくっつけることで木の切れ端が隠れて見た目にもキレイに見える技法です。しかし先端を隙間なく突きつけるのは難易度が高いので失敗も多くなりそうです。
留め加工用に購入した治具「マイターボックス」使って👇
45度で切断します👇
枠同士の接着は、留め加工用クランプ(こちらも購入)で使ってみますが…👇
上手くいきません。。。スキマができてしまいます👇
はてな
スキマの原因は?
原因はマイターボックスにありました。マイターボックスの刃を入れるスキマは2mmくらい。手鋸は1mmなので切断していると1mmのスキマで鋸刃がブレてしまい、カットの精度が落ちてしまうようです👇
そこで考えたのは、ホムセンに45度でカットしてもらった2×4を👇
マイターボックスにビスで固定👇
その2×4にこすりつけるようにカットしたら👇
なんとかキレイな留め加工ができました👇
この違いはけっこう大きいなぁ👇
~lanterntalk~






接着と研磨
留め加工が無事に終わったら枠と面材をボンドで接着👇
小型のクランプもあると便利だよなぁ…👇
ボンドが乾いたら磨いていきます👇
磨きながらケースの通り真っ直ぐになっているかを確認👇
途中でササクレがありました。いつもなら削って落としますが、今回はあえて剥がして木の質感を残そうと思います👇
フタの切断と金具取り付け
次にスパイスケースの本体とフタを分けるため切断します。
刃がブレると仕上がりに影響するので慎重に切断します👇
次に背面にミニ蝶番を取り付けます。千枚通しで下穴をあけて👇
1.2mmのドリルで下穴をあけてから専用の釘を打ちます(下穴をあけないと面材が割れるので)👇
次に両サイドにパッチン錠を取り付けます。ちょっとでも左右がズレてると気になるので、あらかじめマスキングテープの上からケースのセンターを出してから金具を取り付けします👇
これで細かい加工作業は終了になります。あとはオイルフィニッシュをするだけ。
最後にオイルフィニッシュ
加工作業は終わったので最後にオイルフィニッシュします。
オイルフィニッシュのセットを用意(ケース下部のササクレは木の質感を出した感じになっています)👇
磨いていきます(ササクレの剥がした後は丁寧にペーパーをかけたので引っかかる心配はナシ)👇
オイルフィニッシュを全体にコーティング出来たらキレイなタオルで空拭きして完成です👇
WEBで和歌山県の熊野牛を変えるのはここだけ!【Meat Factory】
スパイスケースの完成
こちらが完成した花梨のスパイスケース👇
上部には楢の杢がぎっしり浮き出ています👇
下部にはかんざし用の鬼目ナットをカスタマイズ👇
こちらが鬼目ナット。覚えておくといいかもしれません👇
専用のボルトを装着、地面に刺して使えます。ロータイプ・グラウンドタイプのキャンパー用に発明しました👇
専用のタレビンは4つ入ります👇
焼き印はフタの内側に入れる予定です👇
これで全ての作業は終了です、お疲れ様でした。
まとめ)【キャンプDIY】スパイスケース18台目は花梨(かりん)の美杢に驚かされた
以上、花梨のスパイスケースでした。
花梨は加工がとてもしやすく、杢がとてもキレイだったのでまた作りたいです。楢との相性も良かったので、光沢を想定してブナや桜など色が薄い材との組み合わせもしてみたいです。
最後にお肉が好きな方に宣伝だけさせてください💦
私は和歌山県のブランド牛、「熊野牛」をお肉の好きな方に試してもらいたいのですが、最初に言っておきます。値段が高いです。。。
ちなみに私が特別な日に注文する「焼き肉懐石~極~」はグラム単価で約2600円です(かなりお高い!)。一般的なスーパーで売っている国産牛は600円前後なので4倍以上の価値になってます。
しかし、「焼き肉懐石~極~」には一般市場には出回らないミスジ・カイノミなどの希少部位と、ヒレ・サーロインの高級部位がまとめて入っており、しかも高級ブランド牛の希少部位となれば味も格別。さらに扱いが難しい牛肉のユッケを販売しているのも品質の高さを裏付けています。
控えめに言っても価格に劣らない味を提供してくれる熊野牛はかなりスゴイです。
とにかく知ってもらいたい熊野牛の凄さは、「圧倒的な鮮度とブランド牛ならではの旨み」です。注文を受けてからカットした肉はすぐに急速冷凍されるので旨味を閉じ込めたまま食卓に届きます。
自宅用の他にお祝いや贈答品、お中元やお歳暮でにもおすすめです。
記事を読んでいただいた方にぜひこの旨味を知ってもらいたいので、興味のある方は覗いてみてください👇
最後まで読んでいただいてありがとうございました。