本記事は、キャンプで使用する調味料入れ「スパイスケース」について書いています。
今回は失敗した箇所(蝶番)を中心に動画に収めています👇
目次
「ボーコテ」とは?
ボーコテとはメキシコを中心とした中央アメリカに生育している広葉樹です。辺材は灰白色から黄白色で心材は黄褐色から濃い色の縞模様が出ます。木質は適度に堅く加工は用意、油分を含んだ感触があり磨くと美しい表面に仕上がります。主に、家具・楽器材・ナイフやビリヤードキューのグリップに用いられます。
こちらがボーコテ。迫力ある木目が印象的です👇
枠材は楢を使用。楢もトラ杢が入っています👇
ボーコテの枠材を作る
今回も枠材を鉋がけしていくところから始めます。
使用する道具や材料については別記事の「スパイスケースに使う道具や材料(作業台・治具)を一覧にまとめました」をご覧ください。
25mmに仕上がる自家製の治具で作っていきます👇
25.2~4mmとなかなかの精度に仕上がってくれます👇

今回も留め加工に挑戦
枠の角は留め加工にします。
留め加工用の自家製治具で45度にカットします👇
タレビンは6個入るように設計👇
留め加工用の治具もなかなかの精度で助かります👇
枠はクランプを使ってボンドで固定してから👇
そのあとボーコテの面材と接着👇
ボーコテを磨く
接着したボンドが乾いたらスパイスケース全体を磨いていきます。
ペーパーの番手は60・120・240・400・800・1500・2000と少しづつ粒子を細かくして磨いていきます。ボーコテは油分を多く含んでいるのでペーパーの目がすぐに詰まってしまいます。こまめに取り除きながらペーパーをかけていきましょう👇
磨き終わったらフタを切断するラインを引いて👇
切断していきます👇
次に蝶番とパッチン錠を取り付けます👇
これで加工作業は終了です。あとはオイルフィニッシュをして完成です。
仕上げのオイルフィニッシュ
最後の仕上げにオイルフィニッシュをしていきます。
オイルフィニッシュ用の道具を揃えて塗っていきます👇
ボーコテはもともと油分を多く含んでいる材ですが、オイルフィニッシュをするとさらに光沢が出ます👇
仕上がりはこんな感じに。カドの白い部分から濃い木目の派生がイメージ通りになって良かった👇
これで全ての作業は終了です、お疲れ様でした。
しかし…スパイスケースは失敗。
しかし、残念ながらボーコテのスパイスケースは失敗になりました。蝶番のつける位置が1mm高くなってしまい、本体とフタに段差ができてしまいました。
画像をよく見てみると0.5mmくらいフタが前に出ているのがわかります。この段差があるおかげで触ると違和感が残ります👇
スコヤを当ててみると本体のほうにスキマができているのがわかります👇
こちらもよく見てみると、フタが前に出ているので本体との接触面に影ができています。段差は指で押せば治りますが根本的な原因の解消にはなりませんでした。
これはやはり看過できないのでお蔵入り決定です。
~lanterntalk~








まとめ)【キャンプDIY】スパイスケース20台目は「ボーコテ」で久しぶりの失敗。。。
以上でボーコテのスパイスケース制作を終了します。ボーコテは磨き作業がけっこう大変ですが独特の木目が印象的なのでリトライするつもりです。
最後にお肉が好きな方に宣伝だけさせてください💦
私は和歌山県のブランド牛、「熊野牛」をお肉の好きな方に試してもらいたいのですが、最初に言っておきます。値段が高いです。。。
ちなみに私が特別な日に注文する「焼き肉懐石~極~」はグラム単価で約2600円です(かなりお高い!)。一般的なスーパーで売っている国産牛は600円前後なので4倍以上の価値になってます。
しかし、「焼き肉懐石~極~」には一般市場には出回らないミスジ・カイノミなどの希少部位と、ヒレ・サーロインの高級部位がまとめて入っており、しかも高級ブランド牛の希少部位となれば味も格別。さらに扱いが難しい牛肉のユッケを販売しているのも品質の高さを裏付けています。
控えめに言っても価格に劣らない味を提供してくれる熊野牛はかなりスゴイです。
とにかく知ってもらいたい熊野牛の凄さは、「圧倒的な鮮度とブランド牛ならではの旨み」です。注文を受けてからカットした肉はすぐに急速冷凍されるので旨味を閉じ込めたまま食卓に届きます。
自宅用の他にお祝いや贈答品、お中元やお歳暮でにもおすすめです。
記事を読んでいただいた方にぜひこの旨味を知ってもらいたいので、興味のある方は覗いてみてください👇
最後まで読んでいただいてありがとうございました。