本記事は、キャンプに持っていけるアロマオイルのケースを制作する内容となっています。
今回はキャンプにアロマオイルを持って行きたいとのご提案をいただいたのでさっそく作ってみようと思います。
さきに完成したアロマケースを見たい方はこちら👇
目次
アロマボトルのサイズはいろいろ
まずアロマボトルにフィットするケースを作っていきますが、メーカーによってサイズがバラバラです。
何種類かを比べて平均的なサイズを測っていきます。
大きいもので高さは約65mm、直径は約Φ27mmだったのでケースの内寸は高さを70mmのΦ28mmで作っていきます。
まずΦ28mmのボアビットで穴をあけた板を真っ二つにして👇
ボトルを平置きするタイプを作ってみますが、バリが汚いのと上部の穴と下部の穴の位置がずれてしまうのでキレイに仕上がりませんでした。こちらはボツ✖。
次にボトルを安定させる枠だけを作ってみますがいまいち安定しません…こちらもボツ👇
ボトルをアンバランスにおいてオシャレ感を出そうと思いましたが手工具で細かい枠を作るのは無理そうだったのでこちらもボツ👇
枠作りに苦戦
アロマボトルのサイズがそれぞれ違うので枠作りに苦戦していしたが、アロマストーンの収納にも苦戦しています。
こちらが一緒に収納する無印良品で購入したオイルストーン。サイズが大きいのでこちらの収納方法にも悩みます👇
アロマボトルの脇にΦ65mmの穴をあけて収納してみようと思いましたが、板が薄いので安定さに欠けてます👇
いろいろ試行してみましたがサイズ感、収納性などに苦戦して(とくにアロマストーン)納得のいく枠が作れません。
そんなとき「@アロマ」に遭遇
枠が思うように作れず悩んでいたときにセレクトショップで「@アロマ」と遭遇ました。そこで見つけた@アロマのストーンは薄型のストーンが2枚入っていてとてもコンパクトなのですぐに気に入ってしまいました👇
サイズもΦ約49mm、厚みが約18mmなので前回のアロマストーンよりも作りやすそうです👇
@アロマに興味のある方はこちらで成分や値段の確認などをしてみてください。ちなみに制作中のアロマケースに使用しているのは10mlのコンパクトタイプのボトルです👇
デザインを大幅に修正
@アロマのストーンを購入したので枠のデザインから見直してみることにしました。
デザインも大幅に変えて平置きタイプから縦型収納(スパイスケースと同じ)タイプにしてみます。一番右はアロマストーンを収納するスペースを作ります👇
アロマケースの枠を作る
枠はこんな感じ。いつも作っているスパイスボックスと似たような形になりました👇
アロマケースを磨く
面材を接着したらケース全体を磨いていきます👇
番手は60番がら120・240・400・800・1500と少しづつ目を細かくして磨いていきます👇
フタを切断する
ケース全体を磨き終わったらフタの切断をします。前回のような失敗のないよう細心の注意をします。
前回と同じ失敗をしないように慎重に刃を進めていきます👇
キレイに切断できました👇
金具の取り付け
フタの切断面を磨いたら金具を取り付けます。
今回はアンティーク風の金具を取り付けてみます👇
正面の止め金具もアンティーク風に👇
正面に金具をつけると木目の邪魔になるので不安でしたが、なかなかいい感じの見た目になりました。
ポイント
こちらが今回購入してみたアンティーク風の金具。小さい金具はアタリはずれが多いですが、買って正解でした◎👇
仕上げのオイルフィニッシュ
最後に仕上げのオイルフィニッシュをします。
使用するオイルはいつもの蜜蠟ワックスとグレープシードオイル。アロマケースの表面には蜜蠟ワックス、ケース内部にはグレープシードオイルを塗っていきます👇
銘木に息を吹き込むようなこの時間がとても好きです👇
オイルフィニッシュ終了。塗る前と後では一目瞭然👇
完成したアロマケースは?
こちらが完成したアロマケースです。
濃いめの紫檀とブナの相性はいい感じです👇
こちらが背面。板目の材を使用したので木目がワイルド👇
枠の上部には杢をアクセントに👇
アロマケースはボトルが5本とアロマストーンが入る設計にしました👇
アロマストーンの下部もしっかりと固定されるように作ってます👇
ボトル側の間仕切り板は二重にして安定性を強化してます👇
アロマケースのサイズは横260mm・高さ85mm・奥行きが55mmになりました👇
以上で作業を終了します。お疲れ様でした。
作ってみた感想は?
まず携帯性を重視するなら無印良品のアロマストーンは難しい。あれは自宅用かなぁ。やはり専用のケースに収納されている@アロマのようなストーンにするべきだと感じた。
あと使ってみて感じたのは、
- アロマストーンを取り出す
- 専用ケースのフタを開ける
- アロマオイルを数滴入れる
の工程をもう少し省きたい。もしアロマケースのフタを開けた段階でアロマストーンが平らに据えてある状態であれば、すぐにストーン専用ケースのフタを開けてオイルを入れられるので次回の制作はアロマストーンを平らに据えた状態で設計してみよう。
しかし、アロマストーンを平らに据えるとケース内でストーンとボトルとの高さのギャップを埋めるのが困難になる。ボトルと立てるとストーン上部に空洞ができる、かと言ってボトルを寝かせると記事中にあったように固定するが困難になる。この課題をのり越えられるアイデアが欲しいところ。
これらを頭に入れながら次の制作に取りかかろう。
いろんな種類のアロマストーン
余談になりますが、アロマストーンは探すといろいろなタイプがあったので紹介だけ👇
こちらは日本製の瀬戸焼アロマストーン👇
ビーズタイプもありました👇
ひつじさんタイプも(笑)👇
注意ポイント
それぞれサイズが微妙に違うのでアロマケースを作るときにはストーンのサイズを測ってから(注文して手元に届いてから)枠を作るのが無難かと思います。
まとめ)【キャンプDIY】アロマオイルのセットを収納する「アロマケース」を作ってみた。
以上でアロマケース制作を終了します。
次回はさらにコンパクトに作ってみたいと思うのですが、@アロマはフレーバーが30種類くらいあるのでボトルがたくさん入るボックスタイプもいいのかなぁとも思っています。
次回をお楽しみに。。。
最後にお肉が好きな方に宣伝だけさせてください💦
私は和歌山県のブランド牛、「熊野牛」をお肉の好きな方に試してもらいたいのですが、最初に言っておきます。値段が高いです。。。
ちなみに私が特別な日に注文する「焼き肉懐石~極~」はグラム単価で約2600円です(かなりお高い!)。一般的なスーパーで売っている国産牛は600円前後なので4倍以上の価値になってます。
しかし、「焼き肉懐石~極~」には一般市場には出回らないミスジ・カイノミなどの希少部位と、ヒレ・サーロインの高級部位がまとめて入っており、しかも高級ブランド牛の希少部位となれば味も格別。さらに扱いが難しい牛肉のユッケを販売しているのも品質の高さを裏付けています。
控えめに言っても価格に劣らない味を提供してくれる熊野牛はかなりスゴイです。
とにかく知ってもらいたい熊野牛の凄さは、「圧倒的な鮮度とブランド牛ならではの旨み」です。注文を受けてからカットした肉はすぐに急速冷凍されるので旨味を閉じ込めたまま食卓に届きます。
そして自宅用の他にもお祝いや贈答品、お中元やお歳暮でにもおすすめです。
記事を読んでいただいた方にぜひこの旨味を知ってもらいたいので、興味のある方は覗いてみてください👇
最後まで読んでいただいてありがとうございました。