本記事は、刃物を研磨するための研ぎ台を制作する内容となっています。
先に完成した砥石台セットを見たい方はこちら👇
目次
以外と面倒な砥石の準備
刃の研磨作業は意外と面倒です。刃物を研ぐときは水が必要になるので大抵流し台のそばで研ぐ場合が多いですが、できれば普段の作業場で。。。ということで、便利な研ぎ台セットを制作してみます。
砥石を手に入れる
まずは中古の砥石をヤフオクで購入。かなり状態が悪いですが、安かった(それでも5000円くらいした)ので仕方ないか。。。👇
中古の砥石を洗浄・修正
汚れている砥石たちを洗いながら修正します。この場合、本当は修正用の砥石があるのですが、持っていなかったので一緒に入っていた粗砥石で即席作業👇
こちらが修正用の砥石。砥石の表面を平らに保つために持っておいて◎👇
ちなみに修正砥石にもいくつかの種類があります。
こちらが「粗砥石」用の修正砥石。これで中・仕上げ砥石を削ると傷んでしまうので注意👇
こちらが「中・仕上げ砥石」用の修正砥石👇
道具を長く使い続けるためにも適正な道具の使用をおすすめします。。。
すべての砥石を洗い・修正が終わったら一旦乾かします。ラッキーなことに天然の砥石が入っていました👇
ちなみに天然砥石と人工砥石の違いですが、ザックリいうと天然砥石の方が研磨スピードは落ちますが刃物がより鋭く仕上がります。これはラッキー👇
乾いたらそれぞれの砥石を板の上に並べて一旦置いときます👇
研ぎ台のケースを購入
次に研ぎ台のケースを購入します。
こちらが研ぎ台ケースに選んだコンテナケース。幅は374×高さ138×奥行き253mm。なかなかコンパクト👇
次にコンテナケースの中に入れる「砥石を水に浸す用のボックス」を選んでいきます。探していると偶然にシンデレラフィットするボックスを発見。
怖いくらいピッタリ収まってます👇
ボックスの高さもギリギリ収まってます。コンテナのフタを閉めるときにちょっと堅いですが許容範囲です👇
研ぎ台の敷板を作る
次に研ぎ台の敷板を作ります。
まずコンテナの両サイドに敷板を保定する側板を設置します。この側板は外からビスで固定👇
次に側板と隣になるボックスにピッタリ収まるようにスノコ状の敷板を作ります。スノコの素材には楢を使用👇
こんな感じになりました。敷板に穴が開いているのは後述します👇
砥石を板に設置する
次に一旦保留していた砥石台の設置に戻ります。
敷板を作り終わったら敷板の下に砥石台が収まるように砥石台を作ります。私の場合は敷板の下のスキマが210mmだったので210mmピッタリで板を切断して作ってみました👇
砥石台をコンテナの中に入れてみると、ちょっときついくらいになってしまいましたが💦なんとか収まりました(208mmくらいにすればよかったかなぁ)。
ちなみに敷板に穴をあけたのは、敷板を持ち上げるときに指を入れる場所があると便利だからです👇
ということで完成です👇
あとこのままで研磨作業をすると、砥石台が前後に動いてしまうので固定用の板も作っておきました👇
この板を砥石台の前か奥にはめ込むだけです👇
砥石台は全部で10台くらい入りそうです👇
デメリットを1つ発見
今回制作してみた砥石台セットですが、一つデメリットが見つかりました。
それは砥石のサイズです。今回は収納性を優先して砥石の長さを200mm以下(正確には210mm以下)のサイズで制作したので、それ以上のサイズになってしまうと敷板の上に乗らない・下への収納ができないなどの不具合が生じてしまいます。したがって今回の砥石台セットをフル活用するためには210mm以下の砥石に限定されることになりました。
~lanterntalk~










まとめ)【刃物研ぎ】超時短!すぐに刃物を研げる「砥石台セット」を制作してみた
以上で砥石台セットの制作を終了します。今後使用してみて改善点がありましたらブログにて報告させていただきます。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
最後にお肉が好きな方に宣伝だけさせてください💦
私は和歌山県のブランド牛、「熊野牛」をお肉の好きな方に試してもらいたいのですが、最初に言っておきます。値段が高いです。。。
ちなみに私が特別な日に注文する「焼き肉懐石~極~」はグラム単価で約2600円です(かなりお高い!)。一般的なスーパーで売っている国産牛は600円前後なので4倍以上の価値になってます。
しかし、「焼き肉懐石~極~」には一般市場には出回らないミスジ・カイノミなどの希少部位と、ヒレ・サーロインの高級部位がまとめて入っており、しかも高級ブランド牛の希少部位となれば味も格別。さらに扱いが難しい牛肉のユッケを販売しているのも品質の高さを裏付けています。
控えめに言っても価格に劣らない味を提供してくれる熊野牛はかなりスゴイです。
とにかく知ってもらいたい熊野牛の凄さは、「圧倒的な鮮度とブランド牛ならではの旨み」です。注文を受けてからカットした肉はすぐに急速冷凍されるので旨味を閉じ込めたまま食卓に届きます。
そして自宅用の他にもお祝いや贈答品、お中元やお歳暮でにもおすすめです。
記事を読んでいただいた方にぜひこの旨味を知ってもらいたいので、興味のある方は覗いてみてください👇
最後まで読んでいただいてありがとうございました。