本記事はキャンプで使用するキャニスター(保存容器)のケースを制作している内容となっています。
さきに結論を伝えますが、今回のキャニスターケースの制作は失敗に終わっています。再製作の記事も書く予定なので完成をみたい方はもう少しお待ちください。。。
キャニスターって何?
キャニスターとは砂糖・塩などの調味料などを湿気から守ってくれるフタつき保存容器のことです。調味料の他にもコーヒー豆や茶葉などたくさんの用途があります。
目次
今回使用するキャニスターは?
今回使用するのはKINTO社製のキャニスターです。
本体がガラス製でフタがコルクになっています。ビジュアルがとても可愛い…👇
フタのコルクは密閉するというよりも軽く乗せる感じなので、キャニスターケース内部でフタがとれないような設計をします👇
キャニスターの縁もしっかり作られています。お値段が高いだけあって100均には出せないクオリティを感じます👇
ちなみに製造国は「made in china」。中国製でも良いものはたくさんあります👇
キャニスターの高さは約125mm。ケースを作るときの寸法はクッションの5mmを足して内寸は130mmで制作しようと思います👇
キャニスターの直径は約57Φ。
使用する銘木は?
今回のキャニスターケースには入手困難な希少銘木「リボン杢入りサペリ」を使用します👇
キャニスターケースを制作する
それではキャニスターケースの制作を始めます。
まず側板を留め加工専用の治具で作っていきます👇
次に側板同士をボンドで固定します👇
側板の内側にははみ出たボンドの掃除を楽にするためにマスキングテープを貼っておきます👇
側板を接着したら内側に再度マスキングテープを貼ってボンドの処理対策をします👇
次に側板と面材を接着します👇
ボンドが乾いたらこんな感じ👇
ここからケース全体の研磨と反り鉋で曲線を入れていきます👇
研磨が終わったらフタを切断します👇
少し鋸刃の跡が残ってしまいましたが曲線加工を入れるので問題ナシです👇
フタの間口にも反り鉋で曲線を描いたらこんな感じになりました👇
次にケース内部のボンドを取り除いていきます👇
この処理がとても地味ですが結構大変です。周りを傷つけないように気をつけながらの作業になります👇
ボンドの処理が終わったら間仕切り用の棒をセットします👇
そして棒の上に間仕切りをセット👇
間仕切りの高さはキャニスターのボディラインがキレイに見えるように低めにセットしました👇
…ここでハプニング。よく見るとケースの端に割れが生じていました。マスキングテープで周りを保護しながらボンドを注入してみます👇
けっこう深いので跡が残りそうです。。。
ボンド補修後。ボンドがシミのように浮かんでしまいました。これをさらに磨いていきます👇
さらに補修後。シミは取れたものの、割れの中に入っているボンドまでは取れないので亀裂がクッキリ浮かんでしまいました。これは補修のしようがありません。。。
さらにケース下部にも割れが発生。磨いているうちに少しづつ浮かんできていたのでしょうか、気づきませんでした。。。
これも補修のしようがないので諦めます。
つまりこのケースは失敗作扱いとします。
ん~残念。。。
まとめ)【キャンプDIY】キャニスターケースの制作をするも不甲斐ない結果に…
以上で初めてのキャニスターケースの制作を終了しますがすぐに再製作を始めます。
再製作については別記事を設けますのでそちらで確認をお願いいたします。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。