本記事は土木工事未経験の私がネット情報だけで駐車場をコンクリートで増設した体験を綴っています。
結論から先に申しますと、後悔した3つの体験とは
- 土木作業を甘く見ていた
- 畳1枚ほどの面積でも腰がバキバキになる
- トロ船は最低でも60リットル以上のサイズを買うべき
です。
ちなみに増設した面積は畳一枚分で費用は約10000円でした。
目次
駐車場を増設してみた
最近は来客が多いので駐車場の増設に挑戦してみることにしました。増設といっても幅1.8m奥行90cmと畳一枚分のかなり小さいサイズですが、ここを増設すると軽自動車一台分の駐車スペースを増やすことができそうなのでさっそくやってみます。
土を取り除く
まずは増設する場所の土を取り除きます。
幅1.8m・奥行90cm・深さ25cmと小さい面積でしたがまさかの土のう袋20袋分に相当した(この時点ですでに腰がバキバキ)。ちなみに私の家では他の場所で陥没しているところがあったので取り除いた土をそちらに埋めましたが、土のう袋20個分の土を処理するとなると意外と大変かもしれません👇
ちなみに土を土のう袋に土を入れるときは最初にバケツに袋をかぶせると楽に入れられます👇
型枠を設置する
土を取り除いたらコンクリートが外に流れないように型枠を入れます。今回は三面がコンクリートなので型枠は一面だけ用意します。ちなみにこの時期はコロナウイルスの影響で木材が暴騰(SPFが通常300円なのが700円にまで上がっていました)していたので急きょ300円で売っていた化粧板を使いました👇
砕石を投下する
次に穴の中に再生砕石を投入します(一袋20㎏で250円)。最初は車の都合で(ワンボックスだったので)8袋を積むのが限界でした。さらに追加で5袋購入、計13袋投入しました👇
再生砕石と一緒に庭に放置してあったガラや大きな石も一緒に入れてしまいます👇
25cmの深さに掘った穴を15cmほど埋めるように砕石を敷き詰めます。残りの10cmはコンクリート用にします。さらにコンクリートを出せるした後に型枠を抜きやすいようにビスを打っておきます(型枠を抜く直前でもよかった)👇
転圧する
砕石を敷き詰めたら次は転圧です。広い面積ならダントツで転圧機があると便利ですが、今回は狭いので即席で作った転圧道具で叩いていきます。庭に転がっていた柱用の木材に持ち手を付けた簡易的な転圧道具を作成👇
これでひたすら叩いていきます👇
ポイント
ちなみに転圧機はホームセンターなどでレンタルもできるので近くのホームセンターに聞いてみましょう。
ワイヤーメッシュとスペーサーを設置
転圧が終わったらワイヤーメッシュとスペーサーを穴の中にセットします。人が歩く程度ならワイヤーメッシュは不要ですが今回は車が乗るのでより耐久性を高めるために入れます。スペーサーは4cm・5cm・6cmと向きによってサイズを選べるので5cmの方向に統一してセットしましょう。5cmのスペーサーをセットすれば10cmのコンクリートのちょうど中間にワイヤーメッシュが入る計算になります(メッシュを設置する画像を取り忘れました、ごめんなさい)
コンクリートを流す
メッシュの設置が終わったらコンクリートを流す作業です。
準備するのは
- 水
- セメント
- 砂
- 砂利
- 角スコップ
- トロ舟(セメントを混ぜる入れ物)
です。
参考
セメントと砂に水を混ぜたものを左官業では「トロ」と呼びます。そしてトロの容器のことを「トロ舟」と呼びます。工事現場では長靴の泥を落とすための洗い場っぽく使われてたりします。その他には亀やメダカの飼育に使ったりビオトープ(動物や植物が安定して生活できる空間)に用いたりもできます👇
コンクリートを作るには材料の割合がありまして、
- セメント 1袋に対して
- 砂 2袋
- 砂利 3袋
- 水 11~18リットル
3種類の材料を混ぜるときに注意するのは、一度に全部混ぜようとすると混ざりにくいので
- まず砂と砂利を少しずつ足しながら混ぜる
- セメントと砂が混ざったら水を少しずつ足しながら混ぜる
- セメントのダマ(塊)がなくなってトロトロになったら砂利を混ぜる
- 砂利がまんべんなく混ざったら完成
って感じで混ぜる良いと思います。
小さいトロ舟で大失敗
材料を穴に流していきますが、私の場合はトロ舟のサイズをケチって40リットルを買ったせいで(60リットルは予算オーバーだった)倍の回数のコンクリートを練らなければならなくなってしまいました。しかもトロ舟が小さいと練るのが超大変です。なのでトロ舟は最低でも60リットル以上のサイズを購入をおすすめします👇
コンクリートを流して小手で平にしてをくり返してようやく完成。この時点で腰がおかしくなってしまったので仕上げ塗りをしようか迷っています👇
ちなみにオシャレなコンクリートにしたい方は型枠を使ってみるのもアリだと思います👇
最後に型枠を外して終了
忘れるところだった💦最後に型枠を外します。
型枠を軽く叩いたりバールを差し込んだりしてコンクリートにくっついている型枠を外していきます。型枠がある程度グラグラしてきたら打ち込んだビスにバールを引っ掛けて一気に抜き取ります👇
型枠を抜いてできた穴は押し固めながら埋めます👇
駐車場と平行に増設したら下水用のマンホールとの段差が15mmくらいできてしまいました。今のところ問題はないのでこのまま作業を終了します。
まとめ)【DIY】駐車場を自分で増設してみて後悔した「3つの体験」
以上をまとめると、
- 土木作業は「腰がバキバキになる」
- 駐車場の増設は畳一枚スペースでも「めちゃくちゃしんどい」
- トロ舟は「最低でも60リットル以上のサイズを買うべき」
です。もし駐車場をDIYするなら覚えておきましょう。
最後に費用の内訳です👇
- 砕石 250円 ×13
- セメント 320円 ×2
- 砂 200円 ×4
- 砂利 200円 ×6
- ワイヤーメッシュ 500円 ×1
- スペーサー 10円 ×10
- 型枠用板 300円 ×2
- 水 水道
- 角スコップ 900円
- トロ舟 900円
- 左官用コテ 400円
計 9290円です。道具や材料はネットでも安く売っている場合があるので費用を安くしたい方は比較してみてください👇
読んでいただいてありがとうございました。
最後にお肉が好きな方に宣伝だけさせてください💦
私は和歌山県のブランド牛、「熊野牛」をお肉の好きな方に試してもらいたいのですが、最初に言っておきます。値段が高いです。。。
ちなみに私が特別な日に注文する「焼き肉懐石~極~」はグラム単価で約2600円です(かなりお高い!)。一般的なスーパーで売っている国産牛は600円前後なので4倍以上の価値になってます。
しかし、「焼き肉懐石~極~」には一般市場には出回らないミスジ・カイノミなどの希少部位と、ヒレ・サーロインの高級部位がまとめて入っており、しかも高級ブランド牛の希少部位となれば味も格別。さらに扱いが難しい牛肉のユッケを販売しているのも品質の高さを裏付けています。
控えめに言っても価格に劣らない味を提供してくれる熊野牛はかなりスゴイです。
とにかく知ってもらいたい熊野牛の凄さは、「圧倒的な鮮度とブランド牛ならではの旨み」です。注文を受けてからカットした肉はすぐに急速冷凍されるので旨味を閉じ込めたまま食卓に届きます。
そして自宅用の他にもお祝いや贈答品、お中元やお歳暮でにもおすすめです。
記事を読んでいただいた方にぜひこの旨味を知ってもらいたいので、興味のある方は覗いてみてください👇
最後まで読んでいただいてありがとうございました。