本記事は、キャンプ場で安全に楽しく過ごすために大事なことについて書いています。
最近、キャンプを始める人が増えてきていると感じています。
その理由は、
・都会の喧騒から離れて自然を直接感じられたり
・コミュニケーションツールとして活用したり
・キャンプギアが災害対策に繋がったり
なのかなぁ…と考えたりしています。
そこで、
安全なキャンプ場の選び方と、
慣れている人でも忘れがちな落とし穴を書きます。
目次
安全なキャンプ場とは?
・管理棟がしっかりしている
管理人さんが常駐している。24時間いると助かりますがほとんど定時。
いないときでも緊急連絡先などがあってトラブルがあった時はすぐに連絡できる。
・設備棟がしっかりしている
シャワー室やトイレが衛生的で見た目が綺麗。
ゴミの管理がしっかりしている。
・土地が開けている
キャンプ場全体に見通しがつく。(見失う、遭難の危険がない)
人間の手が入ってる感がある。(獣が寄ってこない)
などを参考に選んでみて下さい。
キャンプ場にはオートサイトとフリーサイトがある
オートサイトとは?
区画で仕切られている。地面は整地されている。
殆どが駐車場付きで、AC電源などが完備されているサイトもある。
隣と距離が取れるのでトラブルは少ない。
フリーサイトとは?
大きな敷地の中で好きな場所にテントを設営できる。
地面は設営しやすい場所を自分で選ぶ。
キャンパーが多いときは設営に気を遣う。
隣人を外すとトラブルになる。
駐車場は大型駐車場から設営場所まで歩いていく場合が多い。
***忘れがちなキャンプ場の落とし穴***
山はネットや携帯電話が繋がらないところがある
最近では街中で過ごしていると、ネットが繋ながらないところはまずありません。
どこの施設もWi-Fi完備は当たり前になってきているし、地下も繋がるところがとても増えました。
そんなテクノロジーの発展した現代ですが、
山の中に入ったらネットが繋がらない場所があります。
とくに山奥のキャンプ場はネットが繋がらない場所がたくさんあります。
普段はネットが繋がる環境が当たり前なので全然気にしませんが、
山奥のキャンプ場で緊急事態が起こって警察に電話しようと思ったり、病院をネットで検索しようと思っても繋がらなかったらかなりパニックになります。
なので万が一怪我や病気をした時のために、事前に連絡が取れる場所とネットが繋がる場所を確保しておきましょう。
口コミなどで環境を事前にチェックする
事前に出来る限りのチェックをしましょう。
写真などの情報があったら、滞在環境や危険な個所はないかをチェックしましょう。
情報が著しく少ないキャンプ場は危険です、注意しましょう。
緊急連絡先の記載がないところ、あっても繋がらないところは危険です、やめましょう。
子供はいるなら安全なキャンプ場へ
子供の行動は予想できません。
キャンプ場に来ると気持ちが高揚して予想のつかない行動に出ることもあります。
なので見通しのつくキャンプ場を選びましょう。
高校生でも川で溺れることもあります。川のあるキャンプ場は気をつけましょう。
シャワー室やトイレに行くときも出入り口で待っていましょう。
まとめ
大事なのは「危機感を持つ」こと。
・事前に自然災害の可能性はないかをチェック(大雨、土砂崩れ、鉄砲水、雷)
・人災の可能性はないかチェック(滑落、遭難、誘拐)
・男性は獣対策も(サル、イノシシ、クマ)
自然界では、常に生物は弱肉強食を繰り返す壮絶なサバイバルをしています。
人間社会から自然界に入るときはそれを心得て、
ギアの準備を万全にして楽しいキャンプ時間を過ごしてください。
読んでいただいてありがとうございました。