制作

アロマオイルケースの制作(6台目)

2022年4月30日

アロマオイルケースに反り鉋の加工をする

本記事はアロマオイルのボトルを収納するケースを制作する内容となっています。

 

過去の制作はこちら👇

【キャンプDIY】アロマオイルのセットを収納する「アロマケース」を作ってみた。

【キャンプDIY】アロマケース第二弾。前回の制作が納得できなかったのでリトライ!

 

さきに完成したアロマオイルケースを見たい方は👇

 

原材料、植物だけ【フレーバーライフ】

使用する銘木は「サペリ」

光る銘木

今回のアロマオイルケースに使用するのはサペリという銘木です。

はてな

サペリってどんな銘木なの?

サペリとは、別名「サペリマホガニー」とも呼ばれ世界的に有名な銘木として知られているマホガニーの代用材として用いられてきました。そして近年ではマホガニーの輸入規制が強まり、サペリの需要が高まっています。

個人的な意見ですが、マホガニーの「代用」と表現されていますがそもそもサペリは希少価値も高く流通量も少ないので、代用ではなく立派なかつ上品な一級品の銘木だと思っています。なので代用品的な表現は無くなってもらいたいものです。

今回はリボン杢が入っており木目も滑らかな曲線を描いている材を使っていきます👇

アロマオイルケースに使用する材料

 

 

原材料、植物だけ【フレーバーライフ】

まずはケースの内側になる面をペーパーで60~2000番までひたすら磨いていきます👇

アロマオイルケースの枠材を製材する

 

この作業だけで90分くらいかかるのでシンプルな肉体労働です👇

アロマオイルケースの材料をペーパーで磨く

 

仕上がった状態がこちら👇

下処理の終わった材料

 

光沢が美しいです。オイルフィニッシュをする時が楽しみ👇

光る銘木

 

枠材と面材を合わせて外観をイメージ👇

アロマオイルケースの形をイメージする

 

 

アロマテラピーのある暮らしを【フレーバーライフ】

 

 

次に枠材の両端を留め加工していきます。スライド丸鋸があれば秒で終わる作業ですが、私は手工具にこだわっているので専用の台を使って鉋で仕上げていきます👇

枠材を留め加工する1

 

4面、計8か所を斜めに作ります👇

枠材を留め加工する2

 

角度の確認👇

留め加工の仕上がりを確認する

 

手工具なので精度にも限界があり、材の反りもあるのでなかなかうまくいきません👇

留め加工を接着する1

 

こんなときは少し強引ですがクランプで反りを補正しながらボンドで接着していきます👇

留め加工を接着する2

 

4面の枠材を接着👇

留め加工を接着する3

 

枠材の接着が乾いたら面材を接着します👇

アロマオイルケースの面材と枠材を接着する1

 

材同士が剥がれるのは確実に防ぎたいのでボンドは垂れるくらいベタベタに塗りましょう👇

接着部分にスキマがないか確認する

 

 

アロマテラピーのある暮らしを【フレーバーライフ】

 

 

ボンドが乾いたらはみ出た部分をカットします👇

アロマオイルケースの端材を切り落とす

 

だんだんアロマオイルケースの形らしくなってきました👇

端材を切り落としたアロマオイルケース

 

再び、地獄の研磨作業。
ケース全体の傷、歪み、ヘコミを補正しながら60~2000番まで順番に磨いていきます👇

アロマオイルケースを研磨する

 

全体がキレイになったら反り鉋で曲線を入れていきます👇

アロマオイルケースに反り鉋の加工をする

 

原材料、植物だけ【フレーバーライフ】

次にフタを切断するため表面にマスキングテープを貼りますが、木の表面が乾いた状態でテープを貼ると、毛羽立ってしまうので一旦オイルフィニッシュで全体を軽く仕上げます。

アロマオイルケースをオイルフィニッシュする

 

フタを切断するラインをマスキングの上から書くので👇

スパイスボックスにマスキングテープを貼って印をつける

 

フタを切断出来たら内部の掃除をします👇

アロマオイルケースのフタを切断する

 

ボンドのはみ出しを掃除しやすくするためにマスキングを貼るようになってから作業効率がグンと上がりました👇

アロマオイルケースの内部を掃除する1

 

角もペーパーでキレイにバリを落としながら磨いていきます👇

アロマオイルケースの内部を掃除する2

 

次に蝶番加工をします。こちらもトリマがあれば秒で終わる作業ですが私は手工具にこだわっているので…。

アロマオイルケースに蝶番加工をする1

 

こんな感じで仕上げています👇

アロマオイルケースに蝶番を取り付ける

 

ちなみに蝶番などの小物部品はこのようにストックしておくと便利です👇

アロマオイルケースに使う蝶番

 

原材料、植物だけ【フレーバーライフ】

蝶番加工が終わったら内側をオイルフィニッシュしていきます👇

アロマオイルケースの内側をオイルフィニッシュする

 

オイルフィニッシュをすると銘木の美しさが一気に放たれる感じが私はとても好きです。

全体をオイルフィニッシュしたアロマオイルケース

 

こちらが最近発見したアンティークショップで購入した金具。

気になるかたはリンクを貼っておくので覗いてみてください👇

HOME

アンティーク金具

 

ちなみに今回購入した持ち手の金具はネジ穴のスパン(ネジ穴の間の間隔)が1つは55mm、もう1つは58mmとけっこうな違いがありました。

取り付けの時は注意してください。

アロマオイルケースに金具を取り付ける

 

こちらのビス穴も少しズレてはいますが作りはしっかりしているのでOKです👇

アロマオイルケースに止め金具を取り付ける

 

そんな感じで完成したアロマオイルケースがこちら。中に入っているのは調合用のビーカーを収納する台座です👇

 

 



 

 

まとめ)オシャレなアンティーク金具を取り付けたアロマオイルケースの制作

以上でアロマオイルケースの制作を終了します。台座にはネットで注文したスエード調の生地を使用しましたが品が良く仕上がってくれてよかったです。あとは使用感を確かめたいところです。

次回のアロマオイルケースには少々彫刻な要素を取り入れた作品にしていきたいと考えています。

 

 

最後にお肉が好きな方にだけ宣伝させてください💦

私は和歌山県のブランド牛、「熊野牛」をお肉の好きな方に試してもらいたいのですが、最初に言っておきます。値段が高いです。。。

ちなみに私が特別な日に注文する「焼き肉懐石~極~」はグラム単価で約2600円です(かなりお高い!)。一般的なスーパーで売っているノーブランドの国産牛は平均グラム単価が600円前後なので4倍以上の価値になってます。



しかし、「焼き肉懐石~極~」には一般市場には出回らないミスジ・カイノミなどの希少部位と、ヒレ・サーロインの高級部位がまとめて入っており、しかも高級ブランド牛の希少部位となれば味も格別。さらに扱いが難しい牛肉のユッケを販売できているのもお肉に対する品質の高さを裏付けています。



控えめに言っても価格に劣らない味を提供してくれる熊野牛はかなりスゴイです。

とにかく知ってもらいたい熊野牛の凄さは、「圧倒的な鮮度ブランド牛ならではの旨み」です。注文を受けてからカットした肉はすぐに急速冷凍されるので旨味を閉じ込めたまま食卓に届きます。

そして自宅用の他にもお祝いや贈答品、お中元やお歳暮でにもおすすめです。

記事を読んでいただいた方にぜひこの旨味を知ってもらいたいので、興味のある方は覗いてみてください👇



最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

  • この記事を書いた人

ケラ

とくに何もない人。何かが人より秀でているとか自慢できるスキルがあるとか羨ましがるキャリアがあるとかが何もない人。時折キャンプに行ってます。料理を作るのが好きです。

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