キャンプ DIY

【キャンプDIY】IGTスパイスボックスの制作。さらにアップデートを試みます

完成したIGTスパイスボックス2

本記事はスノーピーク社のキャンプテーブルIGT(アイアングリルテーブル)に取り付けられるスパイスボックスを制作する内容となっています。

 

先に完成したIGTスパイスボックスを見たい方はこちら👇

 

 



 

 

目次

度重なるアップデート

おかげ様で好評をいただいているIGTスパイスボックスですが、同じものを作り続けるのは私の性分に合っていないので都度アップデートをくり返すようにしています。

そして今回のIGTスパイスボックスは新たにボックスの側面にフックの加工を追加してみます。

 



IGTスパイスボックスの制作

それでは制作に入ります。

まずIGTに引っ掛けるフックの位置から逆算してスパイスボックス全体の大きさを計算します👇

スパイスボックスの寸法を計算する

 

枠の大きさを決めたら製材します。鉋で4枚の枠材を均一のサイズに仕上げます👇

スパイスボックスの枠材を製材する



こちらが鉋で仕上げた枠材。木目の方向を意識したり鉋の力加減を意識したりと加工中でもやることはいろいろあります。

鉋で仕上げたスパイスボックスの枠材

 


 

こちらが製材と留め加工した材です👇

製材したスパイスボックスの枠材

 




枠材を組み立てていきます👇

スパイスボックスの枠を作る

 

留め加工も上手くいきました👇

スパイスボックスの留め加工

 

いろんな都合(ボンドが垂れてくる)でこんなポーズで乾燥させています👇

スパイスボックスの枠をボンドで接着する

参考

私はこちらのコーナークランプが安かったので使っていますが締めるところのハンドルが細いので締め付けるときにちょっと痛いです👇


お金に余裕があればこっちを買ったかなぁ…👇


 

 

外側の枠ができたら内側の鬼目ナットを仕込む間仕切りを加工していきます👇

スパイスボックスの枠に鬼目ナットを仕込む

 


 

こちらが今回アップデートの内容。引っ掛けるフックとは別の場所に鬼目ナットを仕込んでみました👇

スパイスボックスの枠に鬼目ナットを仕込む 2

 

ボンドが鬼目ナットに被らないように面材を接着していきます👇

スパイスボックスの枠と面材を接着する

 


 

クランプで圧着。ボンドがたっぷりはみ出るように接着をします👇

スパイスボックスを圧着する

 

 



 

 

ボンドが乾いたらはみ出た面材を落とします👇

スパイスボックスのはみ出した面材を取り除く

 

毎回思うのですが、鉋の屑がとても綺麗なので何かに使えないかなぁなんて思うのですが結局捨てています。。。

鉋で削った屑

 




全体を研磨する前に鬼目ナットの穴の加工をします👇

スパイスボックスの表面に穴をあける

 

枠材に書いておいた印を頼りに穴をあけます👇

スパイスボックスの表面に穴をあける 2

 

上手くいきました👇

スパイスボックスの表面に穴をあける 3

 




穴の加工が終わったらボックス全体を磨いていきます。逆目や凹みなど大きな傷はサンドペーパーの#60から始めて#2000番まで一気に磨いていきます👇

スパイスボックスを研磨する

 

研磨中は都度表面にキズが残ってないか確認をしながらの作業👇

研磨中のIGTスパイスボックス

 


 

一見、綺麗に見えますが傷が残っていたのでやり直しです👇

研磨をやり直しするIGTスパイスボックス

 

憂いなく仕上がったらフタの加工の準備をします。

マスキングテープを貼る位置に軽くオイルフィニッシュをして(毛羽立ちを防ぐため)切断する箇所に印をします👇

スパイスボックスのフタを切断する準備をする

 

そしたら切断。ガイド用の当て板をつけて一気に切断していきます。もちろん鋸刃は相棒の「ゼットソー硬木用」👇

スパイスボックスのフタを切断する1

 


 

キレイに切れました👇

スパイスボックスのフタを切断する2

 

スパイスボックスの内側はボンドがびっしりです。それに今さらですがオイルを塗る前と後は全然違いますね~👇

スパイスボックスのフタを切断する3

 




フタの切断が終わったら、はみ出したボンドをキレイにしていきます。内側にマスキングテープを貼るのは手間ですが除去作業はかなり効率が上がっています👇

ボンドを除去する



ボンドの除去が終わったら間仕切りを作っていきます。まずは仕切りを支える板を接着👇

スパイスボックスの間仕切りを作る1

 

枠板と一緒に作っておいた間仕切り用の板にボトルを入れる穴をあけると👇

スパイスボックスの間仕切りを作る2

IGTスパイスボックスの間仕切りを作る

 

こんな感じに👇

スパイスボックスの間仕切りを作る3

注意ポイント

ワグナー瓶にはサイズが60ml・120ml、さらに中栓「あり」と「なし」がありますので間違えないようにしてください!

こちらが「あり」のタイプ👇


こちらが「なし」のタイプ👇


 

 

 

こちらもボンドでしっかりと接着します👇

スパイスボックスの間仕切りを作る4

 




最後に金具(パッチン錠・蝶番・持ち手)を取り付けて👇

スパイスボックスの金具を取り付ける



完成です👇

パッチン錠を取り付ける

 

間仕切りにはL字金具を収納するスペースも設けました👇

完成したIGTスパイスボックス1

完成したIGTスパイスボックス4

 

L字金具を取り付けるとこんな感じになります👇

完成したIGTスパイスボックス2

 

焼き印はキャニスターの下に隠してあります👇

 

完成したIGTスパイスボックス5

 

今回のIGTスパイスボックスは表面にバリバリの杢が入った材を使用しましたがカッコよく仕上がりました👇

完成したIGTスパイスボックス6

 

 

以上でIGTスパイスボックスの制作を終了します、お疲れ様でした。

 

 

【キャンプDIY】IGTスパイスボックスの制作。さらにアップデートを試みます

今回も無事に完成することができました。次回のIGTスパイスボックスはIGTのフレームと同じ幅の480mmで制作してみようと思います。

どうして今まで480mmで制作しなかったかと言うと、いろいろ事情があるのですが💦…それも含めて完成しましたらブログにて報告させていただきます。

 

最後にキャンプで最適なお肉の宣伝だけ…

キャンプで食べる肉には和歌山県のブランド牛、「熊野牛」を試してもらいたいのですが、最初に言っておきます。値段が高いです。。。

ちなみに私が特別なキャンプの日に注文する「焼き肉懐石~極~」はグラム単価で約2600円です(かなりお高い!)。一般的なスーパーで売っているノーブランドの国産牛は平均グラム単価が600円前後なので4倍以上の価値になってます。



しかし、「焼き肉懐石~極~」には一般市場には出回らないミスジ・カイノミなどの希少部位と、ヒレ・サーロインの高級部位がまとめて入っており、しかも高級ブランド牛の希少部位となれば味も格別。さらに扱いが難しい牛肉のユッケを販売できているのもお肉に対する品質の高さを裏付けています。



控えめに言っても価格に劣らない味を提供してくれる熊野牛はかなりスゴイです。

とにかく知ってもらいたい熊野牛の凄さは、「圧倒的な鮮度ブランド牛ならではの旨み」です。注文を受けてからカットした肉はすぐに急速冷凍されるので旨味を閉じ込めたまま食卓に届きます。

そしてキャンプでは、食べる時間に合わせて冷凍庫からクーラーボックスに移しておけば(近場の場合は前日に冷蔵庫で解凍をおすすめします)キャンプ場で最高の鮮度最高の国産牛を楽しめます。

さらに当日の買い出しや、まさかの”肉”不足の事態に悩むこともなくなります。

熊野牛は自宅用の他にもお祝いや贈答品、お中元やお歳暮にもおすすめです。

記事を読んでいただいた方にぜひこの旨味を知ってもらいたいので、興味のある方は覗いてみてください👇



最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

  • この記事を書いた人

ケラ

とくに何もない人。何かが人より秀でているとか自慢できるスキルがあるとか羨ましがるキャリアがあるとかが何もない人。時折キャンプに行ってます。料理を作るのが好きです。

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