10CTとは?
「10秒でコーヒーを淹れる準備ができるテーブル」、略して10CTです。過去2度ほど作っていまして今回は3回目のフルモデルチェンジとなります。
しかし今回の10CTⅢはいろいろとバージョンアップ結果、10秒でコーヒーを淹れることはできそうにないです。
10CTと10CTⅡについて知りたい方はコチラの記事を覗いてみてください👇
今回の10CTⅢは「テーブル」と「インナーボックス」の二重構造で作ります。
さきに完成した10CTⅢを見たい方はこちら👇
目次
テーブルの加工
天板の加工
まずはテーブルの天板加工から始めます。
今回はウォールナットの中杢板が手に入ったのでこちらを使います
まず板を真っ二つにして
切断した方を突きつけにしてテーブルにします
次に同じくウォールナットの板で側板を作ります
面材と側板を接着する時には養生をしておくと掃除が楽です。あとで気づいたのですが面材側にも養生をしておけばよかった💦
面材と側板を接着したらひたすら研磨
表面は目立つ部分なので削り残しがないかをしっかり確認します。
この研磨の工程だけで5時間くらい削ってました。終わるころには満身創痍。。。
研磨の最終確認と表面保護のためにオイルコーティングしたら
マスキングの上から切断する位置を印してカット
フリーハンドもだいぶ上手になってきました
鋸(のこ)刃の跡を消しながら段差を作らないように研磨します
養生を剥がしてみましたが思った以上に粘着力が強かったのでささくれごと剥がれてしまいました。仕事が増えてしまった。。。
研磨の修復をしたらこんな感じ。
次に蝶番の加工をします。トリマを治具があれば秒で終わるのですが地道に手工具で刻んでいきます。
まめに蝶番をはめてサイズチェック。深さの目安は蝶番の軸が半分隠れるくらいにすると隙間なくボックスが開閉します。
こんな感じです。
真上から見ると木目が繋がってきれいです。ちなみに中杢は希少な材となっています(マグロで例えると大トロの部位)。
脚の加工
脚の連結部分の加工をします。25mmの木工用ドリルで穴をあけます。
穴が終わったら切断。先に切断してしまうとドリルで掘っている途中に割れてしまう可能性があります。
次に鑿(のみ)で溝を入れます。
脚は25Φで販売していた丸棒にビスを打ちこんで。。。
溝にピッタリ入るように加工をします。
こんな感じでビスが出てきたら脚を半回転して抜けるの防止します。
穴をあけた材をテーブルにボンドで固定。脚を入れた状態で固定した理由は…
ビスが抜け出るくらいの位置に合わせて接着したかたので。。。
脚の裏には高さ調整用の金具を取り付けてます。
仕上がりはこんな感じです。
これでテーブルが完成したので次にインナーボックスの加工をします。
記事が長すぎたので続きは後編にて紹介します。
最後にキャンプで最適なお肉の宣伝だけ…
キャンプで食べる肉には和歌山県のブランド牛、「熊野牛」を試してもらいたいのですが、最初に言っておきます。値段が高いです。。。
ちなみに私が特別なキャンプの日に注文する「焼き肉懐石~極~」はグラム単価で約2600円です(かなりお高い!)。一般的なスーパーで売っているノーブランドの国産牛は平均グラム単価が600円前後なので4倍以上の価値になってます。
しかし、「焼き肉懐石~極~」には一般市場には出回らないミスジ・カイノミなどの希少部位と、ヒレ・サーロインの高級部位がまとめて入っており、しかも高級ブランド牛の希少部位となれば味も格別。さらに扱いが難しい牛肉のユッケを販売できているのもお肉に対する品質の高さを裏付けています。
控えめに言っても価格に劣らない味を提供してくれる熊野牛はかなりスゴイです。
とにかく知ってもらいたい熊野牛の凄さは、「圧倒的な鮮度とブランド牛ならではの旨み」です。注文を受けてからカットした肉はすぐに急速冷凍されるので旨味を閉じ込めたまま食卓に届きます。
そしてキャンプでは、食べる時間に合わせて冷凍庫からクーラーボックスに移しておけば(近場の場合は前日に冷蔵庫で解凍をおすすめします)キャンプ場で最高の鮮度で最高の国産牛を楽しめます。
さらに当日の買い出しや、まさかの”肉”不足の事態に悩むこともなくなります。
熊野牛は自宅用の他にもお祝いや贈答品、お中元やお歳暮にもおすすめです。
記事を読んでいただいた方にぜひこの旨味を知ってもらいたいので、興味のある方は覗いてみてください👇
最後まで読んでいただいてありがとうございました。