本記事は、秋田県仙北市にある乳頭温泉郷で頭を洗える場所を紹介しています。
秋田県の乳頭温泉郷は7つのそれぞれ違う源泉が楽しめる温泉好きにとっては最高の場所ですが、
温泉地ならではの悩みがあります。それは…
「頭はどこで洗えばいいんだろう…」
と悩んだことはないでしょうか?
秘湯に来て少し贅沢かもしれませんが、できればシャワーとドライヤー付きの温泉で洗いたいですね。
結論を先に言ますと、頭を洗いたいなら
「休暇村温泉郷」です。(以下、休暇村)
とくに日帰り入浴の方は〆の休暇村の入浴は必須です。
それでは、おすすめする理由を詳しく説明します。
目次
場所が5湯の帰りに寄れる位置にある
まず、帰りに寄るべき最大の理由は「立地」にあります。
下の地図を見てもらうと分かりますが、7湯のうちの5湯(妙の湯、黒湯、孫六、蟹場、大釜)が休暇村の奥にあります。(大釜温泉は拡大すると、妙の湯と蟹場の間にあります)
なので、5湯のいずれかを楽しんでから帰りに寄るにはとても良い位置にあります。
日帰り入浴の営業時間が他よりも長い
これも帰りに寄りやすくなる大きな理由なのですが、他の6湯はほとんどが15:00~16:00までなのに対して、休暇村は17:00まで受付をしています。
なので他の温泉を楽しんだ帰りでも焦らずに入れます。
アメニティが7湯の中で1番充実している
乳頭温泉郷の7湯の中で最もアメニティが充実しています。
シャンプー、トリートメント、ボディソープは質の高いものを用意しています。
洗い場のカランもシャワー付きで10台完備されています。
(秘湯ではシャワーの勢いが弱いところがあったりしますが、休暇村は勢いよくシャワーのお湯が出るのでちゃんと頭を洗えます)
ロッカーは中型と大型のロッカーが2種類あります。
ドライヤーもあり、化粧水もあり、ベビーベッドもありで至れり尽くせりです。
これが財団法人パワーでしょうか、山奥の秘湯に来ていることを忘れてしまうような充実した完備です。
それでいて2つの湯を楽しめる
これだけ設備が充実しているのに、温泉も2つの泉質が楽しめるので頭を洗って帰るだけではもったいないです。
時間があればゆっくり入っていきたいですね。
それでは2つの泉質について…
ナトリウム炭酸水素塩泉の温泉に入ると…
皮膚を軟化させたり、脂肪や分泌物を洗い流したりして皮膚を滑らかにします。
ナトリウム炭酸水素塩泉の効能をざっくり言うと、
「女性は必ず入っておきたい泉質」です。
このような効能がある事からナトリウム炭酸水素塩泉は俗に「美人の湯」と呼ばれたりするんです。
(飲用の効能)
- 胃を元気にする働きがあるので慢性胃炎に効果があります。
- 湯気の吸入やうがいをすれば気管支炎などに良いとされています。
硫黄泉に入ると…
生活習慣病の改善(高血圧、高血糖、動脈硬化など)、
解毒作用(金属中毒、薬物中毒)、
慢性の(リウマチ、皮膚病)、
に効果があり、硫黄泉も水素塩泉を同様に皮膚を軟化させて溶解もするので、
(角化症、湿疹、膿皮症、疥癬)にも効果があります。
硫黄泉の効能をざっくり言うと「血行と皮膚関係に悩んでいる人必見」です。
(飲用の効能)
- 糖尿病、痛風、便秘などに効果があります。
食事も美味しい、お土産も充実
食事もかなりクオリティが高いです。
ランチは11:30~13:30まで営業しています。
個人的な意見ですがランチをするなら休暇村を強くおすすめします。
その理由は、メニューも食材も豊富で定食料理から地元の食材を使用した料理までとにかく豊富だからです。
うどんは当然のように稲庭うどん(一般的なうどんと比べて細く平打ちの麺、味がきめ細かく喉越しも繊細)があります。
肉は、秋田県産のブランド肉(牛、豚、鶏)を数多く使用しています。
私は親子丼を注文しましたが、当然のように「比内地鶏の肉と卵」を使用していました。
味も悶絶するくらい美味しかったです。
ランチをしてわかったことは、
「とにかく美味しそうなメニューと食材に圧倒される」
です。
売店は7:00~21:00まで営業していて地元のお土産品などの数多くを取り揃えています。
日本酒のショット飲みも出来るので日本酒党にはたまりません。
喫茶店は8:30~17:00まで営業していて、喫茶店ではコーヒーやソフトクリームなどの軽食が出来ます。
まとめ
以上の記事をまとめると休暇村は、
- 5つの湯を楽しんだ帰りに寄れる
- シャワーも勢いよくシャワーが出るので頭をちゃんと洗える
- アメニティも充実している
- 良質な源泉も2つある
- 食事やお土産も充実している
- なので乳頭温泉郷の〆に寄るのは必須の温泉になる
です。
乳頭温泉郷に行ったら帰りは休暇村に寄ってみましょう。
読んでいただいてありがとうございました。